過日の信州旅行で松本市美術館を見学した。
ちょうど、ルノワールやモディリアーニの絵画を含む「フランス近代絵画と珠玉のラリック展」という企画展が行われていたのだが、時間が十分とれなかったので、常設展示のみ拝見した。
この見術館(常設展)の目玉は、やはり、抽象美術家「草間彌生」氏の作品である。
前庭には、彼女が制作したチューリップとおぼしきモニュメントが展示されている。
草間氏は、松本高等女学校を卒業して京都市立美術工芸学校で日本画を学び、後に訪米して数々の抽象アートを発表して注目を浴びた。これらの功績によって2016年には文化勲章を授与されている。
草間アートのシンボルである水玉模様を纏った路線バスが市内を走る。