アーバンライフの愉しみ

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重症化するまで待て~そうしたら検査してやる

2020年03月02日 | ドラミング

先に発表された政府の新型ウイルス対策基本方針。

ウイルス検査の主体を重症化対策に切りかえるとあったが、本末転倒だ。

つまり、何の病気でもそうだが、罹病初期の症状が軽い内に検査して治療を開始するのが鉄則のはず。

それを、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いたら「帰国者・接触者相談センター」に連絡してその指示に従え、などというのは「重症化するまで待て」と言っているに等しい。

しかも、「センター」に連絡しても、国の指針に合致しないとして検査を拒否されるケースが多いと聞く。

こんな実態の報道に接するにつけ、政府は、恣意的に感染者の表面化を避けているのではないかと思えて仕方ない。

つまり、オリパラの開催などを控えていることから、対外的に日本での感染者の数を極力少なく見せたいためではないのか。

お隣の韓国では、1日1万数千件の検査を行っているという。

小中高校の全国一律休校などという大雑把な施策でなく、日を争って検査体制を整備し、感染の実態把握を急ぐべきと思う。

 

 

 

 

 

 

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