アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

針に糸を通す

2020年07月20日 | アーバンライフ

台所に置いてある食器洗いのスポンジは、ウレタンの芯と周囲の(ナイロン製の)網目状の袋から成っている。

昨日、この網目の一部がほつれたので、修理しようと家内から針と糸を借りた。

ただ、今どきの年寄り(80歳)がいくら頑張っても、糸は針の穴に通ってはくれないのだ。

側でニヤニヤしながら見ていた家内が、「それじゃ、これ貸してあげる」と「糸通し」なる道具を取り出してきた。

この道具、何やら極細のバネ状の金属でできていて、カエデの葉のような形をした大きな輪の部分に糸を通し、その後、先端の尖っている部分を針穴に通して引き抜くと、あれ不思議、糸はちゃんと針の穴に通っているではないか。

繕い作業それ自体は、ものの5分もかからず終わったのだが、こんな便利な道具があるとは知らなかった。

人間は道具を駆使する動物と誰かが言っていたが、その通りだと思った。

 

 

 

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