アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

異次元の音

2020年10月17日 | 音楽三昧

 

光カートリッジで演奏する音を聴いてみたいと思っていた。

幸い、懇意にしているオーディオ店の骨折りで、メーカーから試聴機を借りることができた。

光カートリッジは、レコードの溝をトレースする針の振動を光の強弱に換え、これを音楽(電気)信号として取り出す仕組みを持つ。

つまり、カートリッジの前方からLED照明を当てて置き、針の振動を(これに取りつけた)遮光幕の動きに替え、結果生じる光の変化をフォトダイオードで読み取って電気信号にする。

従って、カートリッジを(特性を補償する)イコライザーアンプに接続すると、写真でご覧のように、カートリッジの頭に明かりがともる(LEDが点灯する)。

こうして出て来る音の何と軽やかなことか!

まるで、秋空をトンボが飛び回る印象なのである。

従来の磁気式カートリッジの音とは一味も二味も違う、言わば異次元の音と言って良い。

ただ、この音が果たして(溝に刻まれた)原音を忠実に再現するものなのか、また、より感動を生むものなのか、もう少し聴いてみなければと思った。

 

 

 

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