最近購入した中古LPに含まれていた1枚。
何の予備知識もないまま聴き出したのだが、その音楽、演奏・録音のすばらしさに驚かされた。
ベルリオーズと言えば、あの「幻想交響曲」の作曲者くらいの認識しかなかったのだが、その時代から認知されるためには、やはりミサ曲くらいは作曲できると証明してみせる必要があったのではないか。
勿論、彼自身の宗教的バックグランドもあると思うのだが、それだけでは説明しきれない優れた楽曲に仕上がっている。
これは、隠れた愛聴盤になるのではと思った。
収録曲
ベルリオーズ 「レクイエム」(死者のための大ミサ曲 作品5)
演奏
パリ管弦楽団・合唱団 ダニエル・バレンボイム(指揮)
プラシド・ドミンゴ(テノール)
録音
1979年6・7月 パリ グラモフォン 52MG0180/1(2枚組)
蛇足:楽曲の一部をこちらでお聴きになれます。