この問題を何故、執拗に追いかけるかと言うと、同会議が推薦した105人の中から6人の学者を排除したことの説明が一切為されないから。
国民全体への奉仕者であるべき首相が、国民の一部を敵に回してどうして施政者と言えるのか。つまり、気に入らい者は排除するという国民一人一人に向けられた攻撃と捉えるべきと思う。
加えて、日本学術会議は、戦前、科学者が政府の戦争政策に協力させられ、太平洋戦争を引き起こした反省に立って設立されたもの。
同会議は、この観点から(政府に対し)種々の政策提言を行っている。
元々提言を受ける政府が、提言する側の人事に介入するなどおかしな話である。この点からも、法(日本学術会議法)の主旨に立ち返り、同会の推薦名簿に”基づく”任命を行うべき。
これが決裁文書らしいですよ。
しかも、スガは推薦者105人の名簿は見ていないという。どうなっているのか?