アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

法治国家を危うくするもの~スガ政治

2020年10月28日 | ドラミング

昨日、新聞に掲載された菅首相の所信表明演説のテキスト全文を読んだ。

また、NHKニュースに登場した同氏のインタビューを見たが、この人は、やはり首相にはならない方が良かったのではないか。

兎に角、政治とは何かをわかっておらず、しかも語彙不足で説得力がないし、説得できないと知ると居直る、ブチ切れる。

インタビューでは、学術会議会員任命問題について、105人の候補者の内6人の任命を拒否した理由には触れず、やれ国費10億円を費やす公務員だからとか、人選が偏っているとか述べていたが、この人は何を言っているのかと思った。

つまり、学術会議会員の推薦と任命は、現行の「日本学術会議法」に従って為されており、それが気に入らないのなら、先ずは、この法律の改正案を国会に提出して審議させるのが先ではないか。

「現行法」を無視し、自分の意に沿わない人選を拒否し、挙句の果て、やれ(会員の)所属大学が偏在しているの民間人がいないなどと言ってみても、国民の納得は得られない。

国のトップ自らが、法律を無視し勝手に解釈して施政するなど、あってはならぬ事態だ。

こうした民主主義のイロハも知らぬ人物が、国のトップであることは国民の不幸そのものである。

 

 

 

コメント