一昨日、MB(ミュージックバード)で放送された1枚。
ピリオド奏法によるチェロ協奏曲集だが、久しぶりに良いドーナツに巡り合ったと思った。
それほど、この古楽演奏スタイルによるチェロ協奏曲集は素晴らしかった。
幸い、うまく録音できたので、早速、編集して(ネットオーデイオの)ライブラリーに追加した。
曲目
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ チェロ協奏曲 イ長調 Wq. 172 H. 439(1753)
ヨーゼフ・ハイドン チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb: 1(1761-65)
同上 チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIIb: 2(1783)
演奏
コンチェルト・コペンハーゲン 指揮:ラース・ウルリク・モルテンセン
アンドレアス・ブランテリド(チェロ)
録音 2020年10月 コペンハーゲン ガリソン教会
蛇足:アルバムアートに「Times of Transition(転換期)」とあるのは、18世紀後半、全盛だった対位法に重きを置く音楽から、少しずつ素朴で明晰な書法を特徴とする「ギャラント様式」に移り変わっていく様子を知ることができる構成になっているからと言う。