昨日午後、札幌Kitaraで掲題のリサイタルを聴いた。
古楽によってバッハ時代の音楽を再現すべく奮闘する鈴木優人氏が率いる「バッハ・コレギウム・ジャパン」によるオールバッハプログラムである。
プログラム
・前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
・様々な手法による18のライプツィヒ・コラール集より3曲 BWV659-61
・カンタータ 第61番「いざ来ませ、異邦の民の救い主」BWV61
・ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
・クリスマス・オラトリオ BWV248より第1部「声を上げて喜び、その日を讃えよ」
演奏
管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン
指揮:鈴木優人
森 麻季(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、櫻田亨(テノール)、ドミニク:ヴェルナー(バス)
久しぶりに、入場制限のないかたちで実施された大ホールでのリサイタル。
聴衆もこれを待ち望んでいたかのように、ほぼ満席の会場は盛り上がりをみせた。
Kitaraホールとの共催ということもあり、丁寧なリーフレットが準備されていたので、古い宗教曲の連続演奏だったのだが十分楽しむことができた。
また、季節感のある「クリスマスオラトリオ」を聴いた後は、それなりに敬虔な気持ちになったから不思議だ。
コロナの収束で、こうした演奏会が引き続き実施できることを祈りたい。