21日付けの新聞(朝日)に掲載された時事川柳。
「赤旗に白旗あげる自民党」というのがあった。
つまり、昨年11月のしんぶん赤旗日曜版のスクープが、現下の自民党各派閥の組織的裏金造り疑惑へと発展し、目下、その有力議員への(特捜部の)事情聴取が始まっているという。
同紙は、その後もスクープを連発し注目を集めているが、週末に届いた12月24日号でも「0.675の方程式」なるスクープを掲載している。
内容は、自民党安倍派が毎年行ってきた資金集めパーティで、公表されているパーティ券購入者数は、実際に販売された枚数の0.675倍分でしかないと言うのだ。(イラスト参照)
例えば2022年の場合、収入金額から類推できる購入者が4,740人であるのに対し、収支報告書では(0.675掛けの)3,200人となっている。
これが、過去6年分について横並びだというから笑止である。
つまり、派閥の政治資金報告書がいかにデタラメかということである。要は、真面目に報告しようとする気がないのだ。
これは二階派も同様で、この場合0.8掛けになっていると言う。イラストは、しんぶん赤旗日曜版24日号から転載しました。