ネットオーディオの音質が良くなったことから、アナログレコードを聴く機会が減ってしまった。
加えて、プレーヤーとその周辺機器のグレードを落したことも原因している。かってのような堂々とした音が聴けなくなった。
ただ、一昨日、何気なくラックから持ち出してきたこの1枚を聴いて、アナログにはアナログでないといけない良さがあると再認識した。
つまり、音と音の間がつんでいるのである。
ちょっと、どう表現したら良いのかわからないが、一種のビロードのような手(音)ざわりなのである。
また、元々コダーイなど身を入れて聴いたことがなかったので、その民族的な分厚い音楽に驚いた。何か、別世界の音を聴いた気になった。
収録曲 コダーイ
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
ガランタ組曲
二つのアイア(ハーリ・ヤーノシュから)
演奏
ロンドン交響楽団
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
オルガ・セーニャ(ソプラノ)、ジョン・リーチ(ツインバロン)
録音 1979年リリース