新着オーディオ誌のディスク評で推薦されていたので興味深く聴いた。
スケールの大きな色彩感溢れるパッパーノの指揮が、目の覚めるような音楽を作り上げている。
また、「禿山の一夜」は1867年原典版が収録されていて興味深い。
現行の楽曲に比べると雑然としていて騒がしいが、それだけに表題作の持つ不気味さがよくわかる。
収録曲
リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェフェラザード」Op.35
ムソルグスキー 交響詩「禿山の一夜」1867年原典版
ムソルグスキー 交響詩「禿山の一夜」1880年版
演奏
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
録音 2022年8月 Roma Auditorium Parco della Musica Warner Classic 5419793369