過日、札幌Kitaraで聴いた内田さんのモーツアルトがすばらしかったので、眠っていたシューベルトソナタ集を引っ張り出して来て聴いた。
第14番から順に21番まで順に拾い聴きをしたが、やはり、21番が圧倒的に良かった。
ただ、この時期の同氏の演奏は、何か重いもの引きずるかのような陰気さが支配していて、共感するところが少なかった。
あるいは、聴く側の問題かも知れず、日を置いて再度聴いてみたいと思った。
アルバム
ピアノソナタ 第14番 イ短調 D784・第17番 ニ長調 D850
ピアノソナタ 第15番 ハ長調 D840「レリーク」・第18番 ト長調 D894「幻想」
ピアノソナタ 第19番 ハ短調 D958・第20番 イ長調 D959
ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960・3つのピアノ曲(即興曲)D946
演奏
内田光子(ピアノ)
録音 1996-1999年 ウイーン・ムジークフェライン
「ピアノを弾くシューベルト」クリムト~ウイキィから拝借しました。