過日(12日)のラジオ深夜便で紹介された同氏の「盆まねき」。
小中学生向けの児童書なのだが、収められた物語に加え、終戦直前、米空母エンタープライズに唯一攻撃を成功させた特攻機を操縦していた富安俊助中尉が、筆者の実の叔父だったという話は感動的であった。
そして、筆者は言う・・・
「そして、もうじき亡くなった俊助おじさんの年齢に達しようとしている二人の息子たちを”バンザイ”といって戦地に送りだすような日が、けっして来ないことを願わずにはいられない。今年も来年も、めぐり来る夏がいつまでも平和でありますように」と。