アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ブラックアウト

2018年09月07日 | アーバンライフ

いやはや、これほど大きな災害に発展するとは思ってもみませんでした。

昨日早朝、大きな地震だなと思いつつ(ベットの中で)じっと耐えていると、その内収まったので、起き出すこともなくそのまま寝入ってしまいました。

当地は震源地から概ね、30kmに位置しているのですが、比較的地盤が良いのか、震度「5弱」で、より遠方の札幌市内で震度6のエリアがあったようで、何でそうなるのか微妙なところです。

ただ、5時近くになって起き出してみて、水も電気もない現実に直面して愕然としました。

水の汲み置きなど、勿論ありません。
電気がなければ(電子調理器なので)煮炊きもできません。

さてさて、朝食をどうするかから問題となりました。
6時頃、家内が「じゃ、コンビニに行ってみる」と出て行きましたが、店内はすでに大勢の客に占拠されていて、水もおにぎりも手に入りません。

やむなく、スポーツドリンク何本かと弁当を1ヶ購入して戻りましたが、エレベーターが停まっているので、8階までエッサエッサと階段を上って来ました。高層マンションでは、この点も隘路です。

日中になって、スーパーを何軒か回ってみましたが、どこも店を閉めていて何も購入できません。

やむなく、開いている他のコンビニで菓子パンなどを手に入れ帰りましたが、そうこうしている内に、隣人がミネラルウォーター2リットルを届けてくれたので救われました。

また、ほどなくしてその隣人が、消防署で水を配っていると言って、6リットル入りの水パック2つを(8階まで)担ぎあげてくれました。これはとてもありがたかったです。

午後には、小生らも消防署へ行き、水パックを2ヶもらって来ました。これで昼食も夕食もかっこうがつき、トイレの水も流せました。

という経過で、昨日は早々に休みましたが、今朝、午前3時前には電気と水が復旧し、午後にはエレベーターも動くようになりました。そして、午後6時頃インターネットもつながりました。(電話はまだつながりません)

他方、震源地の厚真町や近隣のエリアでは、過去に例を見ない地滑りで大勢の方々がお亡くなりになり、また行方不明の方もおられます。

このように、地震による被災も耐えがたいですが、影響の広さという点では、今回のブラックアウトは極めて教訓的です。

天災つづきの日本列島なので、このようなことが再発しないよう対応して欲しいものです。

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