アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

新着ドーナツ~ゴーティエ・カプソン「ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲」

2023年12月21日 | 音楽三昧

 

久しぶりにドヴォルジャークのチェロ協奏曲を聴いた。

ソリストはゴーティエ・カプソン、共演はパーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団である。

2008年とあるから、カプソン27歳の時の録音。
アルバムアートを見ても、どこか憂いを帯びた若きカプソン像である。

演奏テクニックは一流だが、音楽に対する理解度は十分とは言えず、例えば、ロストロポーヴィチなどの演奏に比べれば、この音楽の持つ民族性やドロ臭さと言ったものがあまり感じられない。

他の収録作品は、米国の作曲家ヴィクター・ハーバートの第2番。ドヴォルジャークの協奏曲に影響を与えた曲として知られている。

収録曲

 ドヴォルジャーク チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
 ヴィクター・ハーバート チェロ協奏曲 第2番 ホ短調 Op.30

演奏

 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 ゴーティエ・カプソン(チェロ)

録音 2008年

 

 

 

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一穂ミチ著「光のとこにいてね」

2023年12月20日 | 読書三昧

 

2022年第168回直木賞候補作。同年本屋大賞第3位。
文芸春秋社刊、462頁の大作。

二人の少女は思いがけない場所で出会い、お互いにかけがえのない存在であると思い始めるが、双方の母親の都合ですぐに離れ離れとなってしまう。

そして十数年後、再会したのは同じ高校の学友としてであった・・・。

候補作と言うことで読み始めたが、ウイキィを参照したら「著者はBL作家」とありビックリした次第。

ということで、やはりこの物語は小生には理解しがたい世界で、とんだ迷路に迷い込んだものだと思いつつ、それでも最後まで読んだ。

ただ、著者のモットーである他人を思いやる気持ちを大切にする、また、決して(他人を)否定しないという視点はとても大切だと思った。

 

 

 

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墜落寸前

2023年12月19日 | ドラミング

 

大手メディア各社の(12月度の)世論調査結果が出そろったが、現政権の支持率がまたぞろ低下して、いよいよ10%台に落ちこむところが出て来た。

加えて、政権の目玉政策である所得税減税や少子化対策やマイナ保険証等にも否定的回答が多くなり、出口がみつからない状況となっている。

大阪万博についても、建設費や運営費の増加等から拒否反応が強いことが伺える。

かって、森喜朗内閣の末期、支持率がたしか7%まで低下した記憶があるが、それに近い軌跡をたどっている。

これでは、もはや「退陣」以外の選択肢はないのではないか。イラストは、mainichi.jp から拝借しました。

 

 

 

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至福の時

2023年12月17日 | アーバンライフ

 

写真は、ソニーPS3ゲーム機のDVDドライヴを修理しているの図です。

つまりドライヴがソフトを読み込まなくなったので、(ドライヴの)ピックアップ部を新品と交換しているところです。

当初、ドライヴそれ自体を交換してみたのですが、マザーボードと関連付けられているようで、この場合、ディスクの挿入はできるがソフトは認識せず、やむなく、内部のピックアップ部のみ交換して復旧させました。

こう記載すると、何かスムーズに行ったようですが、部品の形式を特定したり、販売業者を調べたりとなかなか大変でした。(結局、アマゾンで購入しました)

また、ゲーム機それ自体の分解方法もわかりません。(これは、YOUTUBEに事例がいくつかありましたので、それを参考にしました。また、特殊な工具も購入しました)

加えて、この部品交換で復旧できるかどうかわかっていませんでしたから、交換後の試運転でうまく動作した時は、それはとてもうれしかったです。

こんなことをしていると、時間も歳も忘れ熱中することができました。

 

 

 

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勿体ない

2023年12月16日 | アーバンライフ

この年末も、例年通りセッセと年賀状づくりに励んでいる。

雛形に新しい写真を埋め込むだけの簡単な作業だが、それぞれの出状先に想いを込めて、楽しみながら作成している。

「加齢に伴い、年賀状を遠慮する」とのご挨拶を頂戴することがあるが、随分勿体ないことをするなと思う。

年に一度の楽しい作業(認知症予防体操)を、何も進んで卒業する必要はないと思うのだが・・・。

 

 

 

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永井紗耶子著「木挽町のあだ討ち」

2023年12月15日 | 読書三昧

 

2023年上半期第169回直木賞受賞作。
「小説新潮」2019~21年掲載、267頁。

美少年の菊之助はある雪の夜、芝居小屋のある木挽町で、父親を殺めた下男を斬り仇討ちを成し遂げたが、その真実とは・・・。

ミステリータッチの如何にも作り物臭い話に、少々げんなりしながら読んだ。手練手管も小説家の実力の内と思うが、度が過ぎるといただけない。

先に読んだ著者の「女人入眼」(第167回候補作)の方が、よほど良かった。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2023年12月14日 | ドラミング

昨朝の新聞(朝日)掲載の時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1-2句:自民党安倍派(に限らず)裏金疑惑に基づく閣僚人事で岸田首相。

3句:そう言えば、「般若心経」の人だった。

4句:師走でもあり、せいぜい頑張って一掃して欲しいもの。

5句:ガザ停戦決議に賛成とか。それ自体は褒められたものだが・・・。

6句:そう言えば、今年の漢字は(親戚の)「税」だった。

7句:こんなところで引き合いに出されショータイム。(字余り)

 

 

 

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寒いよ~

2023年12月13日 | アーバンライフ

 

今朝、6時頃の拙宅からの眺め。

気温が下がり、一面モヤに覆われている。

ベランダの手すりには、うっすらと雪がのっている。

散歩に出ていた妻が、「今日は寒いよ~、市役所の壁温度計が-7.4℃だった」と言いながら戻って来た。

今日は、終日零下の真冬日との予報が出ている。

札幌まで外出する予定があるが、ちょっと気が重い。

 

 

 

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今年の漢字

2023年12月12日 | アーバンライフ

小生の今年を代表する漢字は「老」である。

日々、身体の不具合から「老化」を実感する毎日だが、今年くらいそれを深刻に感じた年はなかった。

特に、排尿機能の低下で、遂にはまったく排尿できなくなり、カテーテルの世話になる日々が続いた。

幸い、前立腺肥大症の手術を受け、これを解消することができた。

これで間違いなく、寿命が5年は延びたと感じた。

来年は、7回目の年男(84歳)。
せいぜい頑張って、老いを楽しみたいと思っている。

 

 

 

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これが現実

2023年12月11日 | ドラミング

 

このイラストを拝見して愕然とした。

職場の労働者の内、4割が非正規雇用者になっているという。

これが、政府機関や自治体にも広がっているというから驚きだ。

加えて、非正規雇用者の7割は女性である。これがジェンダーギャップを大きくする最大の要因となっている。

また、正規雇用者と同じ仕事をしているのに、賃金は安くボーナスも出ない。有給や育休の取得もままならない等、待遇面での深刻な差別がある。

職場の人間関係も問題だし、ハラスメントの温床にもなっている。

こうした問題を抜本的に解決するには、法的規制が欠かせないが、現在の政治体制ではとても無理。

やはり、政権交代を実現して、こうした問題に切り込めるようにして行かなければならないと思う。イラストは、しんぶん赤旗日曜版11月26日号から転載しました。

 

 

 

 

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