アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

新着ドーナツ~マイルス・デイヴィス「カインド・オブ・ブルー」

2023年12月10日 | 音楽三昧



過日、隣町の音狂い爺さん来訪の際、彼のリクエストでジャズを何曲か聴いた。

その中で、(門外漢である小生にもそれなりに)良いアルバムだなと感心したのが、この「Kind of blue」であった。

これはマイルスの代表作で、モダン・ジャズ屈指の傑作とされている。すでに1,000万枚も販売されているという。

どう表現すれば良いのかわからないが、人生の機微に触れるような音楽であると感心しながら聴いた。

収録曲

 So What
 Freddie Freeloader
 Blue In Green
 All Blues
 Flamenco Sketches

演奏

 マイルス・デイヴィス(Tp)
 ジョン・コルトレーン(TS)
 キャノンボール・アダレイ(AS)
 ビル・エヴァンス(P)
 ポール・チェンバース(B)
 ジミー・コブ(D)

録音 1959年3・4月 

 

 

 

コメント

垣根涼介著「極楽征夷大将軍」

2023年12月09日 | 読書三昧

 

2023年上半期第169回直木賞受賞作。
「オール読物」2020年5月~2022年11月連載、2段組み549頁の大作。

鎌倉幕府の瓦解から室町幕府の成立まで、(「太平記」にはあっても)一般的には良く知られていない史実に光を当て、壮大な歴史群像劇に仕立てた痛快歴史小説。

兎に角、面白い。
原稿用紙1,448枚という大作を一気に読ませる筋書きと平易な語り口が心地良い。

また、足利尊氏、新田義貞、楠木正成、後醍醐天皇等の人と為りを理解する上でも恰好の読物となっている。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

選者評:伊集院静氏
 「垣根氏の作品を読むと、足利尊氏・直義兄弟の姿は、現代に生きる我々に何かを教えてくれる。何を教えているのかと言うと、人間にとって大切なものは、その人の生まれ、素性、才能に左右されないということである。同時に、周囲の差しのべてくれる手がなくては、何事も成し遂げられないということである。これを作品から感じとれるのは、小説の力量そのものであろう。」

 

 

 

コメント

何でもランキング~服装にこだわりがありますか?

2023年12月07日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

 

結果を拝見して、フムフムと思った。

ただ、ここで言う「こだわり」というのはどの程度までのことかはよくわからない。

小生は、どちらかと言えば「ない」派だが、例えば、コンサートに行くなどの場合は、それなりのおしゃれをして出かけることにしている。

それによって、周囲の方への気配りにもなるし、お出かけとコンサートという非日常への期待も込めることができる。

いずれにせよ、服装のちょっとした工夫でその気になれるなら幸せである。

 

 

 

コメント

物価上昇の実態

2023年12月06日 | アーバンライフ

 

10月の全国消費者物価は、生鮮食料品等を除いた指数が2.9%と公表されたが、日常生活で頻繁に購入する品目では、8.3%もの値上がりになっていることがわかった。

つまり、消費者は、統計以上に物価の上昇を「体感」していることになる。

頻繁に購入する品目の内、値上がりの目立つものとしては、上図のごとく、

 長ネギ  42.5%
 トマト  41.3
 ピーマン 34.9
 鶏 卵  28.3
 キャベツ 27.7 

等々となっている。

こうしてリストアップしてみると、現下の物価上昇が生活を直撃している様子がよくわかる。イラストは、本日付けしんぶん赤旗から転載しました。

 

 

 

コメント

時事川柳傑作選

2023年12月05日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:1千万円越えの議員もいるという。

2句:キックバックや教会との面談等々。

3句:お尻に火がついた感あり。

4句:目下、4連覇中の由。

5-6句:1週間前の停止は何だったのか。

7句:そんなもんでしょ。

 

 

 

コメント

断りもなしに・・・

2023年12月04日 | アーバンライフ

一昨日午後3時頃、昼寝から目覚めて居間へ行くと、妻が、「今、Tさんの奥様から電話があった。ご主人が亡くなったそうよ」と言う。

「何? Tさんが・・・」と聞き返し、愕然とした。

そして、思わず「何だよ断りもなしに、さっさと一人で逝くなよ」という言葉が口を継いで出た。

彼とは、現役時代苦楽を共にした仲だ。
彼が営業を、小生が技術を担当し、海外の得意先に通信プラントの導入を働きかけて来た。

30歳代から、家族ぐるみの50年に亘る付き合いである。

年齢は小生より2歳若く、まだまだ元気で居てほしかった。何か、殴られたような衝撃を受け情緒不安定に陥っている。

 

 

 

コメント

新着ドーナツ~イリーナ・メジューエワ「ショパン・リサイタル 2010」

2023年12月03日 | 音楽三昧

 

久しぶりに、メジューエワさんの「ショパンリサイタル」を聴いた。

同氏はロシア出身のピアニストだが、日本に活動拠点を置き、昨年にはデビュー25周年記念のリサイタルも開いた。現大阪音楽大学客員教授。

このディスクは、2010年7月に富山県で開いたリサイタルのライヴ録音で、「幻想即興曲」や「別れの曲」、「雨だれのプレリュード」、「英雄ポロネーズ」などの他、「ピアノ・ソナタ第3番」や「幻想ポロネーズ」などの大作も収録されている。

2枚組で22曲も収録されているから1度には聴ききれず、一昨日と昨日の二日かけて聴いた。終日、ショパンのすばらしいメロディーが部屋中にあふれた。

収録曲

 ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
 ノクターン 変ホ長調 作品9-2
 ノクターン へ短調 作品55-1
 ノクターン 変ホ長調 作品55-2
 幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
 エチュード 変イ長調 作品25-1
 エチュード ヘ短調 作品25-2
 エチュード ホ長調 作品10-3「別れの曲」
 エチュード ハ短調 作品10-12「革命」
 ワルツ 嬰ハ短調 作品64-2
 ワルツ 変イ長調 作品69-1「告別」
 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
 ノクターン 変ロ短調 作品9-1
 ノクターン 嬰ヘ長調 作品15-2
 バラード 第1番 ト短調 作品23
 プレリュード 変ニ長調 作品28-15「雨だれ」
 ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」
 ワルツ ヘ短調 作品70-2
 ワルツ 変ニ長調 作品64-1「小犬」
 幻想曲 ヘ短調 作品49
 3つのマズルカ 作品59
 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61

演奏

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)


録音 2010年7月 富山県2ヶ所でのライヴ録音 若林工房 WKLC-7008-9

 

 

 

コメント

寒さに負けずに

2023年12月02日 | アーバンライフ

本格的な寒さがやって来て、毎日の健康維持が思うに任せない。

つまり、寒さで身体が硬直化し動作も緩慢になることから、血の巡りが悪くなり体調を崩してしまう。

これらを意識できていれば、室内でも軽い運動をするなど改善できるのだが、無意識の内に、体調の悪さを嘆く結果となるのが常である。

という訳で、出来るだけ毎日、少なくとも30分以上は歩くようにして、体調の維持に努めている。

ひと頃、最低でも1日5千歩以上歩かないとダメと言われていたが、最近では、2千歩でも3千歩でもOKよ、という識者もいてわが意を強くしている。

寒さから、歩き出すまではとても億劫なのだが、100mも歩けばもう身体が反応し、後は楽に歩けるようになるので気軽に外に出るようにしたい。

昨夕は、風もあってとても寒かったが、結局、帰宅してみると1時間近く歩いたことになった。

おかげで夜は良く眠れたし、褒美をもらったような気になった。

 

 

 

コメント

寒い

2023年12月01日 | アーバンライフ

何か、急に寒さが押し寄せて来た感じがする。

昨日は週一の買い出し日で、二人ともリュックを背に近くのコープへ行ったが、その際、市役所の壁温度計が-4.3℃を表示していた。

日中も零下となる真冬日だったようで、道理で寒い訳だと納得した。

終日、ピリピリしたストレスを感じつつ過ごした。

今朝、道内で最低気温を記録したのは、阿寒湖に近い陸別町で、-16℃だった由。

他方、新聞を開くと、週刊誌の見出しに「冬に脳は5歳老化する」などとあり、上記と合わせ、朝から寒さを想起させる情報に辟易した。

 

 

 

コメント

野菜がどっさり

2023年12月01日 | アーバンライフ

 

ブログ友のyuitojj61さんから、冬野菜がどっさり届きました。

いつもいつもお気遣いいただいて恐縮します。

早速、今朝の朝食に大根おろしを作りましたが、その新鮮な辛さに飛び上がりました。

コープの宅配野菜ではこうは行きません。

また、味噌汁に入れた白菜は、柔らかくてそれは美味しかったです。

どれもご主人と奥様の愛情が注がれた野菜故と、ありがたくいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

コメント