「毎日新聞」2023年1月~24年5月連載、上下巻785頁。
直木賞受賞作「悼む人」の印象を一変させる幕末の青春群像を描いた大作。
物語~激動の幕末の伊予松山藩。戦を厭う娘ヒスイ、医の道で人を助ける救吉、若き武士辰之進。霊泉の湧く故郷を守るため、若者たちが立ち上がる・・・。
天童氏初めての時代小説とかで、同氏独特の静かな筆到はどこへ行ったかと思わせるエンタメ小説に仕上がっている。あるいは、初めての新聞小説という側面があるのかも知れない。
とは言え、ヒューマンな物言いは氏独特のものだ。
「毎日新聞」2023年1月~24年5月連載、上下巻785頁。
直木賞受賞作「悼む人」の印象を一変させる幕末の青春群像を描いた大作。
物語~激動の幕末の伊予松山藩。戦を厭う娘ヒスイ、医の道で人を助ける救吉、若き武士辰之進。霊泉の湧く故郷を守るため、若者たちが立ち上がる・・・。
天童氏初めての時代小説とかで、同氏独特の静かな筆到はどこへ行ったかと思わせるエンタメ小説に仕上がっている。あるいは、初めての新聞小説という側面があるのかも知れない。
とは言え、ヒューマンな物言いは氏独特のものだ。
同じ小さな巨人でも、こちらはイタリア生まれのオーディオスピーカーのこと。
22年3月頃、拙宅にやってきたが、2年半の歳月を経てようやく本来の性能を発揮し始めたようだ。
と言うのも、最近、つくづく「良い音だな~」と感心することが多くなったためである。
まったく、これほど「手前味噌」のことはないのだが、たかがオーディオの音のこと故、お許しいただきたい。
今朝の新聞(朝日)オピニオン欄に掲載された時事川柳。
世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。
1~2句:TRUMP2.0。
3句:なぜ、今?
4句:湛山どころか、元祖石破茂もどこかへ行ってしまった。
5句:影うすく。
6句:拙宅のニベア缶も激減り。
7句:今どきは「闇バイト」。
今年の正月に小さなコーヒーの木を購入したら、見る間に大きくなって住む家を2度も買い替える羽目になった。
それが・・・。
またまた大きくなって、来年早々にも3度目の転居が必要になるかも知れない。
因みに、購入当初のリトルは、こんなに可愛いかったのだ。
週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。
今週のお題は・・・。
結果を拝見して、多分、そうなんだろうなと思った。
しかし、自らを振り返ると、圧倒的にメールでのやりとりが多い。
昔から、話下手ということもあるが、やはり物事が複雑であればあるほど、内容に正確を期したい、記録を残したいとの思いから、難しい話もウンウン言いながら、メールにして出す。
結果を残して置くというのがとても大事で、当初、何か複雑で処理しがたい問題のように思っていたことも、後になって(その記録を)読み返してみると、何ということもない雑事だったりする。また、誤った対応をした際の反省材料にもなる。
記録を残すことの大切さは、このブログなどもそうで、例えば10年前の今日、どんな暮らしをし何を考えていたかなど、直ちに知ることができる。(半面、恐ろしいことでもあるが・・・)
蛇足~10年前の今日、こんな記事をアップしていた。
昨日午後、札幌Kitaraで札響によるベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」を聴いた。
終日雪模様であったが、熱心な第九ファンが会場を埋め大いに盛り上がった。
ただ、日頃、ウイーンフィルとかベルリンフィルとかの「第九」に親しんでいるためか、「ああ、この音はちょっと違うんじゃないの」などと、小姑的に聴いてしまうところもあり、善し悪しだと思った。
ただ、何年か振りの「生九」は、やっぱり迫力満点でとても良かった。
これで、今年も無事聴き収めが出来、来年への抱負を持つことが出来たような気になった。
プログラム
フィンジ:武器よさらば
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調「合唱付き」
演奏
札幌交響楽団
札幌合唱団、札幌大谷大学音楽学科合唱団
迫田 美帆、藤木 大地、宮里 直樹、萩原 潤(ソリスト)
川瀬 賢太郎(指揮)
過日、救急搬送されて行った脳外科病院で、生まれて初めて「MRI検査」なるものを受けた。
MRI(磁気共鳴画像法)は、強力な磁場と電波を組み合わせ、体内の精密画像を取得するのだという。
撮影は、頭部に防音用器具(ヘッドフォン)を付けてベッドに横たわり、トンネル状の装置に(頭部を)送り込むかたちで行われた。
検査に先立ち、撮影に影響を与える金属製のアクセサリーやペースメーカー等の装着の有無の点検があった。
その際、「ハイ、口をあけて!」と指示されたので大口をあけたら、「入れ歯なし、全部自前です!」と言われたのには笑ってしまった。
撮影された画像は、サーバーに記録され、担当医のディスプレーや大型の投影機に映し出される。
担当医のレクチャーの際、これらの画像(10枚ほど)を見たが、脳内が克明に映し出されており、「(眩暈の原因になりそうな疾患は)何もないな~」とのことで、結果、無罪放免となったのは幸いであった。
このドーナツは一度ご紹介しているのだが、今朝、改めて聴きすばらしいと思った。
特に、掲題のフランクのソナタが良かった。
たぶん、今の(小生のダウンから立ち直りつつある)気分に沿う旋律になっているからだろう。
念のため、ドーナツの中身は下記のようになっている。
収録曲
シューマン ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調
演奏
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音 2022年4月 プロヴァンス大劇場 UCCG45067 ユニバーサル ミュージック
日本被団協のノーベル平和賞の受賞と、授賞式における田中代表委員のスピーチは世界的な感動を呼んだ。
他方、被団協の「団歌」とも称される掲題歌が、当時町工場で働く一介の工員であった浅田石二さんの作詞によるものであることを上記の記事(11日付け朝日)で知った。
小生も昔、労働組合の青年部に属していた頃、仲間たちとよくこの曲を歌った。
浅田さんは、当年92歳の由だがとてもお元気そうで、何かあやかりたいような気分になった。
当地(札幌郊外)の今日の予報図。
終日真冬日で、ダルマさんがズラリと並びました。
先ほど、散歩から戻って来た妻は、何人かの方が雪掻きに出ていたと言っていました。
いよいよ冬本番です。予報図は、tenki.jp からお借りしました。