天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

東村アキコ『銀太郎さんお頼み申す2』

2023-05-25 22:47:00 | 


今日が発売日と知り本屋に走る。
それほどまでに楽しみにしていた新刊漫画。
25歳のフリーターが着物の師匠と出会って沼にハマっていく内容で、わたしとは違い正統派の着物道。

で、これを読んでから古典柄に興味が。いかん、増やさないぞ。もう、増やさないぞ!
今回は師匠銀太郎さん(元芸妓)の過去も少しずつ明らかに。

それにしても、着物は場所を作ると増えて行くという言葉に頷いた。
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『文系の私に超わかりやくす統計学を教えてください』

2023-05-11 22:37:43 | 
どうして”心理学”に統計学が必要なのだろうか…。
放送大学で学部に在籍しているわけではないが、ゆくゆくは学部卒くらいの知識が得たいと心理学では統計学が必須なのでこの機会にとってみた。
※前期でいったん区切りはつける



それに、コロナ禍でドクターたちが「データのとり方を間違えている」と都合よく解釈してコロナ対策を批判するひとたちのことを言っていたので、統計学とはなんぞやに踏み入れてみようと。


結果

気楽に足を踏み入れていい世界じゃなかった…。

算数でつまずいたわたしにはなんとハードルの高い世界。
一緒にとっている学習心理学にも理解しないまま進めても学習効果はないと言っていた。その通りだ。わたしは身に染みているなう。

そこでこの本を購入してみた。

 
たしかに分かりやすい
内容は先生と文系との対話式。

が、統計学の数式は、そういうもんなのでそのまま覚えて ということが多い。
いやそういうもんなんだろうけど。
まあとにかく数式は分からんくてもデータとはなんぞやまではなんども読んで理解しよう。
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山村東「猫奥」6

2023-02-27 23:10:00 | 


猫の日あたりに発売。よく分かってらっしゃる。
これも史実を元にアレンジしてる猫好きな大奥の話なので、あの大奥と表裏一体。
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東村アキコ『銀太郎さんお頼み申す』1巻

2023-01-18 22:58:13 | 
 
東村アキコさんが去年だったかおととしだったかに大きな賞をとられてその授賞式で礼装の着物を着ている写真を見たら、着物は神戸の元町商店街のイトカワさんで購入、と。
そんな美術品みたいな着物扱ってるお店だったのか。たしかに店構えはきれいやけど、店内の様子はいかにもな呉服屋さんじゃなかったから…。元町商店街にはそのほかにも着物屋さんがいくつかあって、それがほとんどが新品を扱うところやから神戸の着倒れはここに集まってるのかもしれない。

ともかく、そんな東村アキコさんが着物の漫画を出したっていうのでこれは買わなくては、と。
カフェ店員さとりが着物美人に弟子入りするという内容で、正統的な着物にいまいち疎いわたしも勉強になったって知っとけよ!き、着物の世界は奥が深いので…。
東村アキコさんもこの漫画のために勉強&取材をたくさんされたようで、その知識をわたしたちにシェアしてくれるなんてありがたい…。

銀太郎さんとか器の販売を生業にしている着物美人(女性)で、さとりに着物を着せるヨシエ先生(こちらは着物じゃない)、そして着物の知識がないさとり。
次巻も楽しみ。

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KIMONOanne.vol.4

2022-11-17 23:44:00 | 


付録の伊藤若冲の風呂敷(海産物)につられて買ってしまった😏
表紙は渡辺直美。ピカソ打ち掛けらしい。浮世絵や。

わたしが参加にしてるインフルエンサーも続々と登場。
いいね、いいね。





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きなこ『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々』

2022-10-06 21:50:18 | 
Twitterのタイムラインに流れてきたのはいつだったか忘れたけど、何回かわたしの前に現れる文体にくすっとさせられることが多くてフォローした「きなこ」さん。
3児の母。

生まれついての心疾患児のお母さん。
大阪在住。たぶん、北摂地域在住じゃないかな。

一番下の娘ちゃんのあれやこれや(本には書かれていないかど、なかなかなお兄ちゃんのエピソードも)をTwitterを通して見ていてハラハラしたり笑ったり。なんど目を潤ませたことか。

発信してくださっているから、生まれついての病を持つ小さなひとがコロナの手に落ちないように。大阪で感染者が増えないように。いくど祈ったことだろうか。

ともあれそんなきなこさんの初の書籍。

いちばん好きなエピソード。
3度目の手術のあと、エクモも経験し、回復が遅れ、脳になにかあったのではないかと危ぶまれていたこの子がゆっくり回復し、幼稚園に戻ってはじめての遠足。から帰って、お母さんに何度も遠足のことを報告する小さなお話。書籍でも読んでも満たされてまた涙がでた。

 

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「あきない世傳」完結

2022-08-10 23:44:00 | 


とうとう西宮からはじまった時代小説が完結した。
最初のところをマウス肩で通院していた整骨院で読んでた記憶がある。施術してくれたのは素人落語をしてるひとを兄に持つ男性やった。そんなことはどうでもいいが、そのときに次に千葉で「紙屑屋」するから肩がまわるようにと頼んでいたので、まださん歩さんがお元気だった頃。

物語は大坂から江戸に舞台を移し女主人が呉服屋を大きくするのにさまざまな試練を乗り越えていく姿を描く。なんだ涙したことか。
今回の最終巻も…。ネタバレになるから言われへんけど。
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カメントツ『ねこおばあさんぼく』

2022-04-02 23:03:00 | 
Twitterで連載されてたネコちゃんエピソードの紙媒体化。


漫画家の著者のもとに迷い込んできたネコの元の飼い主探し。

見つかったおばあさんは病があるひとり暮らしのおばあさんだった。

著者はおばあさんの飼い方を責めることなく、関係を構築させていく。

Twitterで読んだときも何度も何度も繰り替えて読んだエピソード。とても大事な人への動物への愛情が溢れていて、それでいて単なる道徳的な作品ではなくて。

どうかみんな幸せでありますように。

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山本文緒『アカペラ』

2022-02-11 23:16:00 | 
 
「アカペラ」「ネロリ」「ソリチュード」という作品が収録された短編集。
山本文緒というひとは、人がいい感じを装いながら毒を含んでいる。
小説のはなし。普通に主人公に寄り添いながら読み進めると読み手は「うっ」となったり溜息をついたり。
たぶんこれは一般的なハッピーエンドではない、でも、読後感が悪いのではなく「なにか」を感じさせるし、もしかしらこの人はこの先…などという想像をしてしまいたくなる。とはいえ作品世界で完結はちゃんとしている。


そう思うと『自転しながら公転をする』は、この短編のように途中で終わった作品の先が書かれているように思える。
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竹原芳子『還暦のシンデレラガール』

2022-02-04 23:39:00 | 
入手しました😄どんぐりさんの本!

サンマーク出版は、スピリチュアル系含む自己啓発本を出してるところなので自伝プラス夢を叶える思考について、みたいな内容です。

すごいパワーのひと!と思ってたし、それは読み終わっても変わらないけど、感じてることが似てるところもあって、ああ、こうしてもいいのかと少しほっとしたり。

・自分の大切な時間を、大切なものに使おう

うまく立ち回れないアレコレ、重荷に感じるアレコレ、そうか、これおろしてもいいんか。

これからも応援しますし、わたしもまだ自分を探します。自分に合わなくなった人間関係は今までのことに感謝して、(お互いに)離れていくのは仕方ない!

竹原芳子(どんぐり)
『還暦のシンデレラガール』
サンマーク出版
ISBN978-4-7631-3968-9
1400円+税

竹原芳子(どんぐり)
『還暦のシンデレラガール』
サンマーク出版
ISBN978-4-7631-3968-9
1400円+税




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ほっとけよ

2022-01-28 17:03:02 | 
『うちの師匠はしっぽがない』アニメ化の話題があり、上方落語や落語を好きなひとが受け入れられるってもんでもないなあと思っていたら、ちょうどいま放送中のアニメでも専門家のツッコミが入って、炎上していた。どこもおんなじやね。さらにいまは炎上の火の手がどんどん飛び火しているらしい(画像参照のこと)。



しっぽなに関しては、
・ファンタジーと説明されている場合が多いがどちらかというとパラレルワールドもの
・むかしの同人誌みたいだなあ~(当方、同人活動はしていません)
・からの百合要素(マイルド)
上記ご注意を。


ただ作者の上方落語リスペクトはめっちゃ感じるし、物語に落とし込んでる巧みさにも関心するし、わたしはストーリーも好き。ほんで、配信で見た作者がすらっとしたイケメンでびっくりした。
落語会配信時のツイート見たり実際に会場に足を運んだりしてる感想としては、落語を見たこと聞いたことがない男の子がきている感じは多々としてあるので功績ありますよ。


「ちりとてちん」にしても落語の世界とは違いすぎるとくさしているひとが実際にいたのであえていいますがそれはそれこれはこれ。たぶんお気に召さない方がでてくることが予想されますが、違いすぎるまではいいけど、楽しんでるひともおるのでくささないでくださいませね。


※この件に関しての議論はしませぬ。
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木村幹『韓国愛憎 激変する隣国と私の30年』

2022-01-25 22:07:35 | 
 
もうずいぶん長いことフォローしている木村幹(きむらかん)先生。
なにがきっかけかは忘れたけど、フォローしている理由は「おもしろいから」。 

コロナ禍の初めのころに

よく炎上している
神戸大学の先生
スポーツが好きな

で、キムカン先生かと思ったら岩田健太郎先生やった、というツイートが流れてきて吹いた。
キムカン先生はオリックスファンで昨年秋のツイートにも楽しませてもらいました。

ともあれはじめて著書を購入。

著者とは7歳の違いがあるが韓国に目を向けたのが1989年ということで、1993年に深夜番組でアジアのポップスを見て衝撃を受けたわたしが見てきたものが被るし、この流れの背景にはこれがとか時々で知っていたことが時系列的に読めたという点が非常によかった。というか読みやすい。さすがツイッターで硬軟合わせたつぶやきを日々されている方だ。

さて、わたしがアジアエンタメに目をむけたとき、日本で人気があったのは、香港>台湾>韓国で中国は圏外だった。香港と台湾にはちょっと前の日本のポップシーンみたいななつかしさがあったのに対して韓国のそれは垢ぬけていた。日本よりもアメリカのミュージックシーンをおっているのではと思った。
もちろん、王道の演歌のようなものや歌い上げる系のも健在だったけど。
いまは韓国のエンタメは映画だけでなくポップスも世界を席巻しているし、かの国がこの30年積み上げてきたものは大きい。

韓国と日本との関係であるとか互いに見ているものが違うのではとか感じていたことが本書により追体験できた。あと作られた反◎◎感情とか(◎◎は互いの国)。たぶん日本にいて積極的に情報をとりにいかないといつまでも韓国と日本の関係は昔のままという認識のひとは多い。そこの気持ちの上でのすれ違いは大きいと思う。下に見ている視点というのはなかなか修正できないのだ。

またそれに対する著書の予想がその通りにいったり、外れていったりすることもつぶさに描かれている。

ところで、京大法学部の学生だった著者が大学院進学に際して、教授のアドバイスにより韓国を研究テーマに選びそこから韓国語を学び専門家になったというのに驚き。そうか言語はツールなのか。「韓国が好きだから」という理由ではないと著書は言う。
 話はそれるが、「台湾は親日だから好き」という目線もあるが、「台湾のひとは日本人に親切なんですよね」と聞かれたら「いや、台湾人は誰にでも親切なんですよ」と答えるようにしていて、ネットなんかであがってくる親日というのはそう単純なもんじゃないと思っている。背景があるんですよ。
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休日の読書

2022-01-24 23:32:00 | 
昨日は出かけるつもりが雪の予報でとりやめたので読書三昧ですごしました。
どれも最新巻。11月から12月と本屋でブラブラしてない間に二作品もでてた!


『九龍ジェネリクスロマンス』


『うちの師匠はしっぽがない』

『薬屋のひとりごと』

さらにレンタルしてる『王家の紋章』。いよいよ60巻に手が届くところまで来たけど、災いのタネを巻くキャロルにいらいらしてきた。まあ、筋を動かすためには仕方ないけど!

それと新書も半分読み進めてなかなかの充実ぶり。

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田辺聖子『大阪弁ちゃらんぽらん』

2022-01-20 23:11:00 | 



21年度の大阪ほんま本大賞のお聖さんの『大阪弁ちゃらんぽらん』大阪弁に関する軽妙なエッセイ。
しかし、すでに使われていない言葉もあるな。言葉が変わっていくというのはこういうことか。気質も変わってきているように思う。

ところで落語「鴻池の犬」で犬の喧嘩を「赤目吊りおうてる」と表現していたのを犬やからかな、充血してるんかなと思ってたらこれ一般的な大阪弁の喧嘩に関する表現だった。
この前、桂二葉さんも『大阪ことば事典』を使いこんでいたけど、せっかく持ってるんやからちゃんと調べないとあかんなと出してきた。


 
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岸田奈美『傘のさし方が分からない』

2021-10-26 22:41:01 | 
岸田奈美さんのご家族が住む地域に職場がある。ので、時々ツイッターであげられる景色にとても見覚えがある。
お父さんは早くに亡くなり、彼女のお母さんは車椅子で生活し、車を運転している。ダウン症の弟さんは実は彼女よりもしっかりしている(面もある)。

過酷な出来事が次から次に降りかかるのを持前の明るさで乗り越え…てはいない。専業作家になる前からツイッター上で、note上で文章を読んでいたけど、一作ごとに文章の力が増している。内面のドロドロしたどうしようもない自分ってのを見つけ出して文章化してさらけ出しているのがポーズじゃない。ずいぶん年下のひとなのに目が離せない。

という方の三作目である。
note購入しているしなあと思う間もなく買っていたさ。横書きよりも縦書きを読みたいのもあるけど、この方の言語化される「困った出来事」「それにより思い出されたこと」「思ったこと」の「思ったこと」がわたしに刺さるんだと思う。ずいぶん年下のひとなのに。

ともあれ、冒頭部が無料公開しているのでこんなのはわたしの御託よりも読んで確かめてほしい。←岸田奈美さん風の書き方


 



先日もツイッター上で弟さんに対して侮蔑な言葉を投げてきたひとにやめてではなくなにかあったのか、と呼び掛けていた。
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