お年賀どすええ

さて、年賀状の話題。
昨年半ばからあれやこれや考えておりまして、篤姫ブームに乗った時代装束、はたまた源氏物語1000年紀にちなんだ十二単とか着物を着た年賀状を作りたいなあ、と思っていたのです。
こういう衣装を着られるところはあるにはあるのですが、高かったり、安かったら遠かったり、でなかなか決められず。
そうこうするうちに日本髪にも興味を持ちましたが、あれは数日間を日本髪でいることを想定して結うわけですから写真のために結ってもらって一日で落とすのではもったいない。和装＋日本髪を気軽に・・・、と行き着いたのが京都変身舞妓だった訳です。
しかも、思いついて電話予約をしたのが秋のベストシーズンで予約が取れず。やっと予約がとれた12月某日に行ってきましたのが町家花音さん。古い京都の町家を改造したところでこじんまりとしていてスタッフの方がアットホームでした。
さすが人気店だけあって変身舞妓がひっきりなしに出入りしています。同じ時間には男女カップルの変身舞妓も！※当然、男の子も舞妓さんに。似合っていてかわいかったです。
私も手際よく塗られていきます。そうまるで注文の多い料理店のような白塗りがぴがぴ。ところがこの時点ではコンタクトを外しているため私は確認できず（後でカメラで見ました）。地毛をつかった半かつらをかぶせられると次は衣装です。
あまり迷わない私は、すぱっと衣装を決めてかんざし決めていざ撮影へ。

・・・さ、寒い。

町家花音さんでは屋外の撮影。舞妓の格好で外へ。この日は寒波が到来していて本当に寒かった。そして、

・・・は、恥ずかしい。

すみません、すみません、ニセモノですみません。と心の中でつぶやき庚申堂まで徒歩2,3分の行脚。すれ違う観光客の方に心の中で謝り通しでした。撮影してから後は15分の自由散策がついていたのですが、あまりの寒さに脱兎のごとく町家へ帰宅。衣装を脱ぎ、厚化粧を落とし。髪を洗う方もいるのですが私は面倒だったので油がこってりとついた前髪をきゅっとクシですいただけで元への変身完了。
1時間と少しのアメージングな変身体験でした。
ちなみに前から見た姿は1月1日の写真を見て想像していただければ・・・・。