天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

文楽「伊勢音頭恋寝刃」

2012-08-06 22:44:40 | 趣味
さて、一部を見た後は二部の「伊勢音頭恋寝刃」を幕見(2000円)で拝見です。
なので時間まで街に飛び出したところ、ソフトクリームセルフサービスの店なんていうのを
見つけてしまいさあ大変。100グラム200円のところ、支払ったら600円になってしまいました。

「伊勢音頭恋寝刃」見どころは、ばったばったと十人切り倒すところらしい。手や首が飛んで歌舞伎ではできない表現らしいよ、と前日に話していたらホラー好きな方が目を輝かせておられました。
名刀にまつわるスリルとサスペンス。名刀の鑑定書を探している主人公。盗まれたらしいのね。恋仲の遊女はその盗んだ奴に取り入って取り返すのですが、それを知らずに盗んだ方は刀を盗み、いやしかし実はそれが入れ代わっていて…ってややこしい!
自分の刀と知らず、入れ替わっていると思い込んでいる主人公・貢。小競り合いをしていたら鞘が割れてはずみで人を斬ってしまってから、人が変わったかのように斬りまくる貢。
手や足や首が飛びます。怖い場面なはずなのにちょっと笑ってしまう…。
返り血を浴びた貢でありましたが、もとの臣下みたいな人からその刀が本当の自分の刀と聞かされて「おお、鑑定書も戻ってきたから、よかった、よかった」ええんかいっ?!
刀は家の宝ですから、戻ってくるのが大円団。おいおい、殺人事件はおとがめなしかい。

いやあ、おもしろかった(笑)
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文楽「鈴の音」「西遊記」

2012-08-06 21:29:20 | 趣味
はたと気が付くと次は11月の「忠臣蔵」まで、文楽劇場での公演ないのかあ。
うん、行こう。
と、あっという間に決めてまたまた行ってきました。
しかも、お子様向け公演です。
なんだか最近、ますますはまっておりますの。

学生時代、先輩の企画で文楽を見に行ったのも夏休み公演でした。
その時よりも、より子ども向けになってるなあと思ったのが「文楽講座」義太夫編、人形遣い編。
人形遣い編では子ども三人を舞台に上げて実際に人形を動かすのです。

う、うらやましぃ~。大きなお友達は物欲しげに舞台を眺めておりました。
以前に放送されたTV番組文楽の魅力に迫るの放送した内容に近いです。

「鈴の音」は、桐竹勘十郎さんの作られた新作で河童と狐がでてきます。女の子の狐の尻尾には大きなピンクのリボンがあ~。場所が微妙ですが、女の子と分からせるための努力が涙ぐましくもありほほえましくもあり。
これは油断していたら、舞台から手ぬぐいが投げられていました。むむぅ。欲しかった←だから、子ども向けだって。
次の「西遊記」も新作。客席歩いたり、宙吊りになったり、孫悟空大活躍。孫悟空の主遣い豊松清十郎さんのブログにその舞台裏が!早着替えに劇場内移動、これは大変!
義太夫もきゃりぱみゅぱみゅがでてきたり、「ワイルドだろぉ?」がでてきたり、遊びもたくさん。この豊竹英大夫さんは、こんな文楽を作っているクリスチャンです→「イエス・キリストの生涯」ううん、新しすぎる(聖書の世界が大坂弁で語られています)。
こんな文楽もあるってことで。
コメント (4)
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