ドラマ放映時に録画して1話と2話は見たのにそのままになっていた「心の傷を癒すということ」なんとなく片手間に見ることができずレコーダーに入ったままでした。
そんなドラマが再編集されて映画になったということで見てきました。
映画はやはりドラマよりカットされているので、少し駆け足のところもあったようにあったのですが、安先生の人生が駆け足だったのでそれも仕方ないのかもしれません。
それにしたって、これがドラマとして放送されていたのですからNHKはやっぱり質が高い。
劇中で子どもたちが地震ごっこをしていて安先生があれは子どもたちなりに不安を落ち着かせるためにしていると解説するところがあるのですが、最近読んだ東北の震災の体験談にも同じようなことが書かれてありました。
安先生はいろんなひとをひとりぼっちにさせないために…自分のことを後回しにしてしまった。冒頭のよく知っている三宮の街を走る車からの映像は安先生が最後に見た街の景色。最後まで患者に寄り添ったある精神科医のドラマ。