落語を習い始めたとき、一番はじめに出会ったのが落語教室のクラスメート。まだ学生の時に知り合ったその人はやがて入門し、今年十年目を迎えたそう。
笑福亭智丸十年落語会
【番組】
桂源太 「子ほめ」
笑福亭智丸 「馬の田楽」
伏見紫水 曲独楽
笑福亭智丸 「寝床」
仲入り
笑福亭智丸 「帯久」
キャリア10年目から借りられる繁昌亭、今回はゲストを控えて3席、智丸たっぷり。あんまり落語会に行けていないわたしも聞いたことがある「馬の田楽」と「寝床」、記念の会にかけるというからにはいまの智丸さんにとって外せない噺。それとネタ下ろしの「帯久」。パンフによると繁昌亭で「帯久」をかけるのが夢だったと。その夢をかなえてしまった。
ちょうど、その時代の落語教室の発表会に来たことがある讃吉さんと昔のことを話しながら繁昌亭まで来ていて、会場にはそれこそ子どもの頃から知ってるでという方も多数。みんな応援したいという気持ちがありあふれ、なんと幸せな空間なのか。祝祭。
当然ながら「帯久」は、すばらしかった。芸歴10年、これからももっともっと磨きがかかっていくのでしょう。
10年おめでとうございます。