タンタンが亡くなった。
4月1日はレスリー・チャンの命日、悲しい気持ちにさらに追い打ち。
実はタンタンにあったのは一回だけで、その時も部屋で寝ていたので起きた顔は見ていない。
でも、SNSを通してタンタンのことを知り、その存在の大きさを感じていた。
タンタンは手足が短くて小柄。
タンタンを見て、永明さん(和歌山のゴッドファーザー)を見たら足なっがと思う。
この手足が短いのがかわいいのだけど、子育てがうまくいかず生んで三日後に亡くしてしまう。うまく抱き上げることができなかったから。いまなら人が子育てにうまく介入していけてたかもしれない。
その後タンタンは偽妊娠のみながらず、にんじんや石を抱いて偽育児を何年かしていたそう。胸が締め付けられた。
パートナーのコウコウは早くに亡くなり、その後ひとりですごし、三度目の妊娠はなかった。
その代わりになるのかどうか愛情深い飼育員さんが長年彼女を担当し、最後はその方々と獣医さんに看取られて亡くなった。
ここ1年ほどの写真はどっと年をとったようで、おばあちゃんという容貌にはなっていたけれど、彼女の存在は最後まで「神戸のお嬢さん」だった。
タンタン、お疲れ様。いままでありがとう。