好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

第27回 神保町ブックフェスティバルへ

2017-11-04 11:45:02 | 日記
 昨日、親子3代・女3人で行ってきました。下の孫ももうパレードについて歩く歳ではなくなったので、到着早々にお目当てのワゴンの方に向かいました。
 毎年、パレードのスタート地点に陣取っていたので気づかなかったのですが、各出版社のワゴンの前にはすでにお目当ての書籍を何冊も抱えた人たちが販売が開始されるのを待っていました。

 スズラン通りを奥のほうへと歩きながら、各ワゴンを物色していきましたが、すでにいつも立ち寄る何社かの出版社の前には本を抱えた人たちが一杯! どうやら遅きに失したようです。
 出ていたら欲しいな、と思っていた『古語大鑑』を見つけたのですが、価格が・・・ 
 これでも半値なんですよ、と言われましたが1巻だけだし、初日とあって値引きしてくれそうにもないのであきらめて・・・

 最も人垣が大きかったのは、汲古書院のワゴンだったかもしれません。 歩道には書籍が入ったたくさんのケースが積まれ、ワゴン回り同様にケースの周りには漢籍の研究書を抱えた人もウロウロ。
 汲古書院の隣の隣には、ワゴンが未だ空の笠間書院。その周りにも人が・・・・
 娘にここにいるからパレードが見やすいところに行ってて、と声を掛け、私はワゴンの横に張り付きました。

 パレードが行き過ぎたのを待って、ワゴンは車道側に出され販売もようやく開始されました。笠間書院のワゴンにも段ボール箱から次々と本が出され並べられていきますが、四方八方から長い手が伸びタイトルも読み取れないうちに、あっという間に無くなってしまいます。
 状況を察してくださったのか、係の方が本を出す際、私の方にタイトルを見せながらワゴンにおいてくださるようになりました。ようやく自分が欲しいと思う本を手にする事が出来、4冊(下の写真の右側)買う事ができました。

 

 このあと、汲古書院で『古語大鑑』の編者でもある築島先生の著書を1冊買い、今回は以下の5冊の本を入手しました。 もう少し体力が残っていれば、他のワゴンも見たかったのですが、持ち帰るのはこれで限界と思い諦めました。

 
 『風土記の表現 記録から文学へ』 神田典城(かんだ・のりしろ)編 H21.7.31
 『詩靈論 人はなぜ詩に感動するのか』 辰巳正明(たつみ・まさあき)著 2004.3.31
 『奈良・平安朝漢詩文と中国文学』 波戸岡旭(はとおか・あきら)著 2016.3.31
 『古代の歌と叙事文芸史』 居駒永幸(いこま・ながゆき)著 H15.3.31
 『築島裕著作集 第一巻 訓點本論考拾遺』 築島裕(つきしま・ひろし)著 H26.4.11
 
 このなかで最も感動的な本が『風土記の表現』!! タイトルをちらっと見て、今風土記を習っているからというだけで、内容はおろか目次も確かめられないまま買ったのですが、今まさに風土記に関して調査している項目が、この本の巻末に資料として載せられていたのには驚きました。

 求めよ、さらば与えられん!! 
 読書の秋、存分に楽しめそうです。

 
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