南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

忙しいことは良いこと

2010年05月19日 | Weblog
忙しい毎日をおくれることに感謝したい。
本ブログにも書きたいことは多くあるのだが、矢継ぎ早に目の前に来る物事の整理が、頭の中で消化できない。
あとで時間のあるときにじっくりふり返ってみたいと思う。

17日から18日の2日間、都内で開催された日本自治創造学会主催の「日本の再生・地方自治の創造~地方からの挑戦~に
参加してきました。全国各地から380名、地方議員、首長の参加が多かった。
内容については後日まとめてみたいと思うが、懇親会での「サプライズ」について。
理事長の穂坂邦夫氏と会長の佐々木信夫教授に挨拶をしたのだが、胸に下げた「南魚沼市議会腰越晃」の名札を
見てかけて頂いたことを書いてみたい。

穂坂氏は、魚沼で講演をしたときのことを話してくれた。
福祉・医療は自治体にとって重要な課題なのは理解できるが、地域の振興策はより重要だと思います、と言葉をかけてくれた。
穂坂氏の「市町村崩壊」はだいぶショッキングな内容であったことも思い出した。
私は氏が講演をされた会合に出席していないのでなんとも言えないのだが、その考えは理解できた。
佐々木教授は、「南魚沼市議会」の名札をみて、(塩沢町は)結局合併したんだね。それでよかったと思いますよ、と
声をかけてくれた。
佐々木教授の書かれた「市町村合併(ちくま新書)」は、最もわかりやすく的を得た合併に関する著書で、当時は
勉強させて頂いた想い出がある。
自治体の公民連携を研究するある研究団体の方からは、「旧塩沢町役場の民間企業への賃貸」について、空き公共施設の
良い利用例だと思う。地域の雇用も生み出して良かったのではありませんかとの話を頂いた。

初対面で挨拶程度の瞬間的な会話なのだが、こうした全国区で活躍される高名な方々が「南魚沼市」の名札を見ただけで、
上記のような声をかけて頂いたことについて、有り難い思いをした。
普段この地だけにいるとわからないのだが、外に出てみるとわかる南魚沼の立ち位置の一例である。

蛇足なのだが、挨拶を交わしたみなさんが「南魚沼市」の名札をみて、まず話されるのが魚沼コシヒカリのこと、
そして今年はもう田植えは終わったの?ということだった・・・。

 写真は、左 民主党政権の「地域主権改革」を中心に講演する逢坂誠二衆議院議員)
     右 2日目午後の白熱したパネル・ディスカッション