きょうはブライべートな話題。
母が長岡の病院に入院しているのだが、用事があって10日ぶりくらいで顔を見に行った。
やや認知症も進んでいるのだが、とても喜んでくれた。
一人で行くときはいつも電車だ。高速道路を使うよりも安く上がるからだ。
行きは駅から市街の循環バスを利用、帰りは天気が良かったので、駅まで歩いた。
1時間半ぐらいかけてゆっくりあたりを見ながら歩いた。
様々な長岡市の思い出がよみがえるのも面白く、特にここ20年くらいの間に長岡の市街が大きく
変わったことも、あらためて市の景観を眺めながら知ることができた。
駅前にさしかかる頃、最近読んだ東郷和彦氏の「戦後日本が失ったもの」に書かれたことも思い出した。
家を改造するとまちや地域の景観を変えてしまうような場合は引っ越しもするという、まちの景観も大切な
公共とする考えがこの世界にはあるということを。
大手通から駅方面歩きながらを眺めて、自らの「まち」というものを見る目がなかったことを思った。
4月頃、九州に向かうみちすがら、東海道山陽新幹線から通り過ぎるまちをみながら、どうしてどこも同じ
ように見えるのだろうか、そんな思いをこのブログに書いたことがあった。
いきあたりばったりに進められる都市計画、幅の違う曲がりくねった道が交錯し、通りに立つ建物は
自己主張だけの怪物だ。
裏通りに入れば、クルマがすれ違うことも難しいような狭い通り。
それが日本のまちづくりだと言ってしまえばそれでいいのかもしれない。
でも景観にこだわり、故郷のまちのアイデンティティを求めるなら、少し考えた方がよいのでないだろうか。
長岡市の大手通は今再開発の真っ最中だ。
大手通りの一部に過ぎないが、これが「長岡市の表玄関」という、個性あふれた景観を持つ一角に
なってほしいと思えた。
あらためて「牧之通り」は、素晴らしいプロジェクトだと思えた。
裏通りまで含めて、一貫した空の広い、歴史を語るまちにしていってほしいと、長岡の駅前で思った。
■きょうの・・1曲
I CAN'T HOLD ON(with lyrics)-Karla Bonoff → http://www.youtube.com/watch?v=1stGa0eWpOM&feature=related
かれこれ30年余りで、5枚(スタジオ作品4作、ライブ1作)しかアルバムを出してない、コマーシャリズムとは縁遠いカーラ・ボノフ。
母が長岡の病院に入院しているのだが、用事があって10日ぶりくらいで顔を見に行った。
やや認知症も進んでいるのだが、とても喜んでくれた。
一人で行くときはいつも電車だ。高速道路を使うよりも安く上がるからだ。
行きは駅から市街の循環バスを利用、帰りは天気が良かったので、駅まで歩いた。
1時間半ぐらいかけてゆっくりあたりを見ながら歩いた。
様々な長岡市の思い出がよみがえるのも面白く、特にここ20年くらいの間に長岡の市街が大きく
変わったことも、あらためて市の景観を眺めながら知ることができた。
駅前にさしかかる頃、最近読んだ東郷和彦氏の「戦後日本が失ったもの」に書かれたことも思い出した。
家を改造するとまちや地域の景観を変えてしまうような場合は引っ越しもするという、まちの景観も大切な
公共とする考えがこの世界にはあるということを。
大手通から駅方面歩きながらを眺めて、自らの「まち」というものを見る目がなかったことを思った。
4月頃、九州に向かうみちすがら、東海道山陽新幹線から通り過ぎるまちをみながら、どうしてどこも同じ
ように見えるのだろうか、そんな思いをこのブログに書いたことがあった。
いきあたりばったりに進められる都市計画、幅の違う曲がりくねった道が交錯し、通りに立つ建物は
自己主張だけの怪物だ。
裏通りに入れば、クルマがすれ違うことも難しいような狭い通り。
それが日本のまちづくりだと言ってしまえばそれでいいのかもしれない。
でも景観にこだわり、故郷のまちのアイデンティティを求めるなら、少し考えた方がよいのでないだろうか。
長岡市の大手通は今再開発の真っ最中だ。
大手通りの一部に過ぎないが、これが「長岡市の表玄関」という、個性あふれた景観を持つ一角に
なってほしいと思えた。
あらためて「牧之通り」は、素晴らしいプロジェクトだと思えた。
裏通りまで含めて、一貫した空の広い、歴史を語るまちにしていってほしいと、長岡の駅前で思った。
■きょうの・・1曲
I CAN'T HOLD ON(with lyrics)-Karla Bonoff → http://www.youtube.com/watch?v=1stGa0eWpOM&feature=related
かれこれ30年余りで、5枚(スタジオ作品4作、ライブ1作)しかアルバムを出してない、コマーシャリズムとは縁遠いカーラ・ボノフ。