南魚沼~わが故郷から~

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中之島育成会・親子ふれあい事業

2010年10月17日 | 子育て・教育


きょうは3年前から、毎年開催している中之島育成会の「親子ふれあい行事」4回目。
おりからの頻発する熊の出没や事業内容の事情もあって、予定の大原運動公園の「トキめきの森」から、中之島小学校に急遽変更。

1.親子で小鳥の巣箱づくり・・・約1時間かけて、親子で小鳥の巣箱を作成、組み立て図面をみながら、慣れない金槌やドライバーを使いながら
  作成、できあがった後親子で巣箱を持ちながら記念撮影。

2.バームクーヘン焼きに挑戦・・・ベルナティオ(十日町市)の小川先生の指導のもとで、みんなでまず生地をつくります。
  分量を間違えずに、卵の黄身や牛乳、蜂蜜などを入念にかき混ぜたりしながら、生地ができあがりました。
  竹の棒に生地をつけながら、炭火で焼いていきます。生地のついた竹の棒を回しながらじっくり焼きます。
  焦げ目がつきだしたら、また生地を上に縫って、何回も何回も繰り返し焼いていきます。

  そして焼き上がって、小川先生がバームクーヘンを切ると、中には10の層が見事にできあがっていました。
  小川先生はこのバームクーヘンの断面を取り上げながら、木の年輪にたとえて、樹木の一生を説明してくれました。
  焼きたてのバームクーヘンは、とてもおいしく、すぐになくなりました。

3.猟友会の林さん登場
  お昼はみんなで、豚汁プラスうどんを食べました。
  地元の猟友会の林さんが、山や森の大切さ、そこに生活する動物たちの大切さを話してくれました。
  そして山に食料がなくて里に下りてきた熊は、本当はとてもおとなしい動物なのだが、人間に出会うと驚きや怖さで攻撃することもある。
  やむなく射殺せざるをえない。自然環境の変化は山も壊している、荒れさせている。
  だから山を大切にするために、みんなでできることをしなくては・・と、話してくれました。

4.この後、子どもたちは小川先生と森や木々の勉強を楽しみました。
  合間に蛙を捕まえて、おなかをなでると寝てしまう・・、本当は脱水症状なのだそうですが。
  そんなことをしながら、楽しく過ごしました。

5.最後に、つくった巣箱を2つ、校庭の木にお父さんが取り付けて、みんなで記念写真を撮りました。

今回の企画から準備、そして本番まで、一致団結したチームワークでやり遂げた、育成会スタッフのみなさんに感謝します。
今回で4回目で、参加者もこれまでで最も少ない40名だったのですが、最も中身の濃い親子ふれあい事業であったと思います。
好奇心や道具を使う楽しさ、みんなで焼き上げたバームクーヘンのおいしさなど、子どもたちや保護者のみなさんの良い思い出になった
ことと思います。

・・しかし、凄いスタッフだな・・と、またあらためて実感。会長の私はあまり役に立っていないが・・最高に楽しく、深く学ばせて頂いている。
感謝!m(_ _)m