南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

どうしようか?

2010年10月22日 | 地域・まちづくり
もう高度成長もないし、国民すべてが豊かさを享受できる社会でもない。

単純な発想の話・・なのですが。
①高齢者が人口の多数を占める社会とはどういう社会か?
 ・社会保障費が多くかかる社会・・医療や福祉に多くのお金がかかる社会
  医療や福祉のためにお金を使っても、それが多くの再生産を生むわけではないので、それが経済の
  拡大には直接結びつきません。効率的に平等にやることが重要だと思います。

 ・長寿は人類全体の望むことなわけで、長寿が幸福と実感できる社会にしていくことが求められる
  高齢者の幸福とは、何なのだろうか?それらはどうしたら獲得できるのだろう?
  何となくですが、高齢者の話を聴いたり、考えたりすると、地域の中に話し相手を多くしたり、地域内に
  高齢者ができる活動を多く生み出して参加してもらう・・ことなどがあるかな

②少子高齢社会は、全体的な消費の拡大は望めません
 ・お金がまわりにくい社会で、税金の増加も期待できる社会ではありません。
  だから公共投資をいくら増やしても、一時的なカンフル剤としての効果があっても、長続きしません
  公共支出を増やすことにも限界があります。

 ・公共投資の良いやりかたは、成長分野への投資
  日本は人が唯一の財産なので、教育への投資は重視すべきです
  しかし、どんな人材がこの国や地域に必要なのかを考えて教育を進めるべきと思います

 ・成長が期待できる、売りものになる、社会に貢献できる分野へのソフト関連も含めた公共投資を増やす
  可能性のある人や企業への支援は大変重要で、多くの芽が出る環境、成長できる環境整備も必要だと
  思います
  伸びる可能性のある分野、産業を徹底して応援して伸ばしていくことだと思います
  そうすると格差は拡大します しかし、格差は容認しなければならない
  そしてあたりまえのことですが、強者は弱者のために、きちんと負担をするというしくみを再構築する

 ・コンクリートから人へ という現政権の政策的な考えをバラマキではなく実現してほしいと思います。

③人口減少を、世代間の融合に
 ・世代を越えて、こどもたちからお年寄りまで、みんなが協働・共同して活動できるしくみをつくる
  個人は尊ぶべきなのですが、人口が減少していく社会では、「みんなで」という活動領域を多くつくるという
  ことが大切なのでは・・ということです
  お年寄りはとても経験豊富で、多くのことを教えてくれます
  若い人は時代の先をみた希望を持っていたり、見出そうとしています
  子どもたちはそうした大人と共に活動をすることで、成長します
  子どもたちからお年寄りまで、一緒に活動をすることで得られるパワーはとても大きいものだと思います
  そうした活動は同時に、次の世代へのバトンタッチを容易にしていきます
 ・・・で、最初に書いた高齢者の地域での活動を増やしていこう・・につながります
 でも、そうした活動は具体的にどういうものか、なかなか難しいかもしれません

  以上、河野太郎氏の講演を参考にさせて頂いた部分もあり。   

■きょうの1曲plus・・・

 しばらくでした・・・

 Bruce Springsteen - If I Should Fall Behind → http://www.youtube.com/watch?v=qSAevK9__3k&feature=related

 名曲ですね。・・・、君はしっかり歩め、僕は、いつも、君の後で、君を見守りながら、君のためにいるから・・そんな大意だったかな?
 もっと難しい詩なんだけどね。

 The Beatles Remastered Sampler- All My Loving  → http://www.youtube.com/watch?v=Gdqxq6N2-lE&feature=related

 昔々、「ヘルプ」か「オール・マイ・ラビング」、どちらでいくかという話になった。
 ヘルプは先輩、でも僕らは「オール~」、先輩は鉄パイプを手に、機動隊に突っ込んだ。そのときの気持ちは「ヘルプ!」だったらしい。
 笑いながら話してくれた先輩の顔は今も記憶の中にある。
 でも、僕らの時代は・・「ALL MY LOVING」 で、どちらに軍配が上がったかというと、やはり、多勢に無勢で「オール!マイ ラビング!」でした。(^^)
 終わり。