南魚沼~わが故郷から~

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ビジョン

2011年03月07日 | Weblog
将来へのビジョン

創造的な企業は、必ずビジョンを持っている。
企業が社会に存在する意味を将来に向かって明示するものが、ビジョンである。
従業員はそのビジョンを感得することによって、自分がその集団に属する意味を見い出す。
ここから、生きがいといった情念が生まれてくる。

私どものある工場に勤める一女性から、次のような要旨の手紙をもらったことがある。
「私は、今まで単純な作業に従いながら、くる日もくる日も無自覚に過ごしてきた。
この工場を世界一のモーター工場にするのだと知った。私にも参加せよといわれた。
自分の仕事がこんなにすばらしいと感じたのは、はじめての経験だった」
(「企業」を「組織」に置き換えてみると、どこでも通用することがわかる)


「問題」とは何か

それはけっして、日々解決を迫られている目前の問題をさすのではない。
真にわれわれが取り組むべき問題とは、現状にとらわれずに「かくあるべき姿」のなかに見いだす
不足部分をさすのである。
「問題意識」をもつことは、このギャップを意識することをいう。
したがって、問題は「かくあるべき姿」を求めて、日々真剣に自己の任務を掘り下げ追及しつづける
意欲ある人の目にのみ、その真の姿を現すのである。
問題とは発見され創造されるものなのだ。

 (「土光敏夫の哲学」PHP研究所)

一般質問通告をしたのだが、どうも気合いが入らない。
それで、思い出したのが土光敏夫氏が残した言葉の数々だ。
15年ぶりくらいで、また本を開いてみた。
基本は変わらないんだな・・と、あらためて思い知った。
忘れかけていた原点に戻ったようで、うれしかった。

ビジョンがなければ何も始まらない。
ビジョンは、抽象的で曖昧でもある。
しかし、ビジョンを目指して、「あるべき姿」をひとつひとつ実現していくのが、「人の仕事」だと思っている。

■きょうの1曲

 Paul Mauriat 「黒いワシ」 L'aigle Noir

 時間は限られている。もう30代でも40代でもない。(^^;)・・さほど、焦ってもいないが・・。

 Time - Pink Floyd

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