南魚沼~わが故郷から~

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南魚沼市議会 12月定例会 2

2011年12月07日 | 医療・福祉
きのう初日の経過について。
注目4議案は全て全会一致賛成という結果でした。

きょうは一般質問通告の締め切り日。
下記の内容で通告します。

■魚沼基幹病院開院以降の南魚沼市立六日町病院のあり方について

高度医療、救命救急医療を担う魚沼基幹病院開院以降の六日町病院のあり方について、現在必要とされる地域医療の
観点から、次のように考える。
①過度な施設・設備を必要とせず、多くの医師を必要としない、市民の日常の健康管理を担う身近な病院であること。
 
 基幹病院のサテライト機能を重視、更に南魚沼市民の健康状態のデータベースを持ち、基幹病院との連携が的確に
 できる病院であること。
 
②地域医療で必要とされる終末期医療を担う病院であること。
 常に待機者400名を越える特別養護老人ホーム、グループ・ホームの終末期利用者や末期ガンのような終末期医療を
 要する患者のホスピス機能を持つ病院であること。

③回復期・生活期リハビリテーションを担う病院であること。

④療養病床を相当数保有する病院であること。
 平成18年法改正により、医療病床数が減少されている状況であるが、療養病床を相当数確保し、急性期を脱した
 患者の受入と季節的な入院等が可能な病院であること。

⑤市民の健康維持・病気予防に寄与する機能を有すること。
 ・健康相談・指導
 ・軽度の運動機器・温浴等の設備
  
市立病院に移行する六日町病院に関して、市長の考えを問う。

   

2次医療を堅実に行い、南魚沼地域南部半分の総合的な医療拠点を目指す病院とすべきと考えた時期もあったが、
基幹病院を軸とした地域医療の現実的で持続可能なカタチを考えると、基幹病院のサテライト機能優先で、多くの
医師を必要としない、コストのかからない病院であるべきとの考えに落ち着いた。
むろん、山形県置賜総合病院、長野県佐久総合病院開院後の周辺病院の動向なども調査した上で。

終末期医療やリハビリ、療養病床に特化した病院が成立するかどうかについては、実は調査不足なのだが、地域
医療に留まらず全国的な課題であることに着目。
現実に急性期を脱し(?)、3ヶ月の入院期間を経た患者に対して退院を求めるという話は多く聴く。
終末期医療については、末期ガンなどの疾病の終末期、そして医療行為のできないグループ・ホームや特養施設
利用者の末期医療を担うホスピス機能を持つ病院がこの地域にはなく、ニーズも高いと思う故。
但し法制度上の規制により、実現可能かどうかは ?
だが、必要とされる医療は提供されねばならない。
等々・・。

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