南魚沼~わが故郷から~

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平成26年度 各会計決算認定

2015年09月20日 | 議会
天気が良くならないですね。
収穫作業の遅れが気になります。

1.一般会計他決算認定

南魚沼市議会は16日、平成26年度一般会計決算認定にかかる審査を終え、賛成多数で認定しました。
会派を代表して、簡潔に賛成討論をしました。
以下の今後の財政運営に望む要点も述べさせて頂きました。

①経常収支比率は、臨時財政対策債を含めると100%を超え、財政の弾力性(余力)はない。
 しかし、多くの財政需要(事業要望、水道・病院の企業会計への不足分繰入、国民健康保険、下水道
 への繰入)を抱えており、その厳しさは今後更に増していくものと考えられる。

②合併特例期間が終了し、今後地方交付税は10数億円減額されていく。

③財政状況が厳しくなる中、事業優先度の明確化と選択と集中、さらには事業の廃止、新たな需要分野の
 創出などを進め、適切な財政運営を進めていくべき。

なお、各会計についても全て決算認定されました。

2.総合計画の議決項目化

南魚沼市は今年度、平成28年度から37年度にわたる市の10年間の総合計画(基本構想)を策定しています。
この計画については、市議会は完成後説明を受けるに留まり、策定過程への関与や計画として認定する
議決項目ともしていませんでした。

市の事業の基本計画である総合計画を議決項目とすることで、市議会の計画の認定という作業を追加し、
名実共に市の総合計画としての位置づけを明確にしようという目的です。

市議会発議の条例案として、全会一致で承認されました。

総合計画については、市民憲章とは異なり、市の10年間の市政運営の基本となるものです。
市側が総合計画の位置づけを明確にし、条例化するかは未定です。



(9月15日)