F*U*B*B
ウイッシュボーン・アッシュの最高傑作は「アーガス」だということは誰でも知ってる。
そして、多くのファンが、アンディ・パウエルとテッド・ターナーがいた時期を好んで聴く。
この曲が入っている「永遠の不安」はテッド・ターナーが脱退して、ローリー・ワイズフィールドが加入し、かつアメリカ市場を意識した作品
という印象が強く、まさに多くのファンが「不安」となった作品。
かくいう私も、このアルバムは全然聴かなかった。
ところが、今年の3月に来日してこの曲を演奏したという話を聴き、聴いてみるとけっこういい。やや地味かと思ったら、途中から派手に展開する。
調べると、名曲という扱いをされている。うーん、意外にこの曲は聴いていませんでした。反省。
当時、ラジオではこの曲は流れなかったんですよね。アルバム最後の曲だし、9分と長いからなー。
ちなみに今のウイッシュボーン・アッシュはオリジナル・メンバーはアンディ・パウエルだけだが、バンドは存続している。ミック・ボックスひとりのユーライア・ヒープと同じ感じか?
来日すると、50代、60代のクラシックロックファンで満員になるようだ。オジサンパワーはすごい。
この曲の正式タイトルはFucked Up Beyond Beliefというらしい。ドラムのスティーブ・アプトンがこの曲のタイトルを説明して、
ニュージーランドで逮捕されたそうです。ロックバンドの逸話としては面白いですね。