花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

キク科の花(追加)

2019-03-07 | 植物 花

冬のキク科の花の追加です、「サイネリア」と以前の記事 ”春、キク科の花” の「オステオススペルマム」

「ディモルフォセカ」、「蒲公英」を修正、補正して再度載せてみました。

「サイネリア」

花が少ない冬の鉢花として人気の「サイネリア」です、寒さには強いので屋外やベランダでも開花しますが

夜間は、室内に取り込むのが無難です。

品種改良が進んで、花色も多彩で、黄色、オレンジ色以外は、殆どの色の花があります。

亦、カラフルでグラデーションも豊富、蛇の目模様のものも有ります。

花径3~5cm位、草丈50cm位

葉は、大きく「蕗」の葉に似ているので別名に「フキザクラ」(蕗桜)の名前が付いています。

キク科、ペリカリス属、非耐寒性多年草(秋播き一年草)、北アフリカ原産

学名 Pericallis × hybrida=Senecio × hybridus、英名 Florist's cineraria 

別名「シネラリア」、「ペリカリス」、「フウキギク」(富貴菊)、「フキザクラ」(蕗桜)

今回の “春の色” は、「オステオスペルマム」、「ディモルホセカ」、「ローダンセマム・ホスマリエンセ」

「ハナカンザシ」、「ヘリクリサム ’ペパーカスケード’」、「タンポポ」の花です。

<「オステオスペルマム」>

似た花に「ディモルホセカ」が、有りますが、以前は、此の花の仲間に入っていたとか、殆ど見分けが困難です。

現在は、「オステオススペルマム」として独立している由

一般に、両者を「ディモルホセカ」と呼んでいますが、区別のポイントが幾つか有りました、最後に載せてみます。

「マーガレット」の花に似て、花の色は、白、青紫、ピンク、ブルー等々多彩で、園芸種には、黄色やオレンジも有るようです。

本々、“デモルフォセカ〃 とは、“二つの形の種子” 意味で、区別のポイントの一つにもなっている<種子つくり>の違いからとか

キク科、オステオスペルマム属、多年草、南アフリカ原産、学名 Ostospermum ecklonis

別名 「アフリカンデージー」、「ディモルホセカ

<「ディモルフォセカ」>

「キンセンカ」の近縁の “ディモルホセカ” とは、“二つの形の種子を持つ” と言う意味とか

キク科の花の特徴として、花の外側に、舌状花を、内側に管状花を着けますが

舌状花には、角型の種子を、管状花には円「、「状の種子の夫々違った形の種子を作ります。

上載の「オステオスペルマム」が、舌状花にのみに種子を作るのとの違いが有ります。

花の色は、黄色、オレンジ系が「ディモルホセカ」で、「オステオスペルマム」が、多彩な色の花を咲かせる特徴と

されていたようですが、最近では、交雑種が増えてきて、「ディモルホセカ」にも多彩な色の花が有る由

見分けは、益々困難になったようです。

キク科、アメリカキンセンカ属、一年草、学名 Dimorphotheca spp. 別名「アフリカキンセンカ」

<両者を見分けるポイント>

(1) 「オステオスペルマム」(A)は、舌状花にのみ種子を作り、「ディモルホセカ」(B)は、舌状花と管状花にも種子を作る。

(2) (A)は、花の色が、ピンク、青紫系、赤系と多彩で、(B)は、黄色、オレンジ色の花が多いが

交雑種が多くなり見分けるポイントにはならない。

(3) (A)は、濃い緑色の葉が着いた花茎を、(B)は、大きな銀葉を着けるが、花茎には、此の銀葉は、着けず、背丈低め

等々と記されていますが、花を愛でる分には、余り拘る事はないと思います。

 

「サイネリア」

花が少ない冬の鉢花として人気の「サイネリア」です、寒さには強いので屋外やベランダでも開花しますが

夜間は、室内に取り込むのが無難です。

品種改良が進んで、花色も多彩で、黄色、オレンジ色以外は、殆どの色の花があります。

亦、カラフルでグラデーションも豊富、蛇の目模様のものも有ります。

花径3~5cm位、草丈50cm位

葉は、大きく「蕗」の葉に似ているので別名に「フキザクラ」(蕗桜)の名前が付いています。

キク科、ペリカリス属、非耐寒性多年草(秋播き一年草)、北アフリカ原産

学名 Pericallis × hybrida=Senecio × hybridus、英名 Florist's cineraria 

別名「シネラリア」、「ペリカリス」、「フウキギク」(富貴菊)、「フキザクラ」(蕗桜)

 


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