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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

春の樹木花(4)

2019-04-25 | 植物 花

見開きに、今年も<花壇シリーズ>として、近所の公園の花壇を載せていきます。

<№ 1>

 

”春の樹木花(4)” は、「リキュウバイ」、「スモモ」の花を載せてみました。

<「リキュウバイ」(利休梅)>

「梅」の花に似た5弁の白い花を咲かせます、中国から明治時代に<茶花>として入ってきた由

茶人の千利休に因んで、「利休梅」の名前が付いたとのこと

早春の花は、花が先に咲き始めて、葉が、遅れて出るものが、多いのですが

「利休梅」は、花と葉を同時に愉しめます、白い花と緑の丸い葉の色合いが綺麗です。

バラ科、ヤナギザクラ属、耐寒性落葉小高木、中国原産、学名 Exochorda racemosa英名 Common bush

別名「マルバヤナギザクラ(丸葉柳桜)」、「バイカシモツケ(梅花下野)」、「ウメザキウツギ(梅咲空木)」


英名 Common pearbush は、蕾の色形からとか

次も白い樹木花「スモモ」の花です、花期は、終りに近いですが ・ ・ ・ 

<「スモモ」(李、酸桃)>

「スモモ」の白い花が、青空に映えます、小さい五弁の花が、密集して咲くので、遠目には、”白い霞” と見紛います。

果実が「桃」に似ていて、「桃」より酸味が強いので、此の名前(「スモモ(酸桃)」が付いた由

中国原産で、日本にも分布、アメリカに渡って糖度が高い品種「ソルダム」、「サンタローザ」等に改良されて

日本に「プラム」(Plum)、「プルーン」(Prune)等として輸入されています。

”李下に冠を正さず” の意味は<誤解を招くような行動は、するべきでない>という戒めでした。

「李」の木の下で、冠を被り直そうして、手を上げると、果実を盗むと疑いがかかるからです。

私の故郷では、「ダンキョ」と呼んでいたような記憶が有りますが、今でも、或る地方では

「ハダンキョウ」、「ボタンキョウ」と呼んでいるようです。

子供頃には、此の実が、おやつ代わりでした、酸っぱい子供の頃の思い出です。

バラ科、サクラ属、落葉小高木、中国原産、学名 Prunus salicina 、英名 Asian plum、Japanese plum


<各画像は、クリックで拡大表示します>


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