花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

春の樹木花(5)

2019-04-27 | 植物 花

花壇シリーズ

№2

拡大

今日の樹木花は、「ハナズオウ」(花蘇芳)の花です。

早春、枯枝にピンク色の ”粒々” が、沢山着いている様に見える花芽も、今は、蝶型の花を開花させています。

花柄が、短いので、枝に直接着いて咲いている様に見えます。

花弁が、染色で使う<蘇芳色>なので、此の名前が付いた様ですが、白色の花を咲かせる品種も有ります。

秋には、鞘に入った豆果になります、葉は、ハート形で落葉します。

マメ科、ハナズオウ属、中国原産、落葉低(高)木、学名 Cercis chinensis、英名 Chinese rebbud

別名「スオウバナ」(蘇芳花)

他にアメリカに分布する「アメリカハナズオウ」Cercis canadensis

地中海沿岸に自生する「セイヨウハナズオウ」C.siliquastrum 等が有るようです。

亦、「ユダの木」と言う名前も付いていますが、其の由来や、此の花の花言葉も含めて芳しくないので割愛です。


 下図は、鞘入りのマメ果

 今回も、過去の記事を多少、修正,追加して再度のせてみました。 

 
春、キンポウゲ科の花
今、ゴマノハグサ科の小さな花々が、咲き競います。「ベロニカ ”オックスフォードブルー”」です。学名 Veronica peduncularis 「オオイヌノフグ......
 

 

 


この記事についてブログを書く
« 春の樹木花(4) | トップ | 花の絨毯(1)、「ネモフィラ」 »