<夏に赤く実る>
「ナツグミ」(夏茱萸)Elaeagnus multiflora、「ブラックベリー」Rubus
「 ヤマモモ」(山桃)Morella rubra の実です、英名では、berry の名前が付く果実達です。
「ナツグミ」は、cherry silver berry、「ブラックベリー」は、blackberry、「ヤマモモ」は、red baby berry
夜開花する「サボテン」を gif にしました(過去に掲載したものを再掲載)
キツネノマゴ科(2)には、「ツンベルギア・エレクタ」、「パキスタキス・ルテア」
葉が、美しい「ストロビランテス・ダイエリアヌス」、「ヒポエステス」にしました。
<「ツンベルギア・エレクタ」>
筒状花で、花冠が青紫色、筒部が白色、中央喉部が黄色、花径が葯3cm位、涼しげな夏向きの花です。
此の花は、立性ですが、似た花で蔓性の「ツンベルギア・アラータ」(Thunbergia alata)や
「ベンガルヤハズカズラ」(Thunbergia grandiflora)等も人気が有ります。
亦、似た花には、立性の「ツンベルギア・フォーゲリアナ」が有って、区別するのが困難ですが
葉の形や大きさ、形状で見分けることが出来ます。
「ツンベルギア・エレクタ」の方が、葉が「フォーゲリアナ」より小さく、葉の縁が、波打っています。
どの花も夏に相応しい ”夏の花” です。
キツネノマゴ科、ヤハズカズラ属、非耐寒性低木、西アフリカ原産、学名 Thunbergia erecta
英名 bush clock vine、別名「エダヤハズカズラ」(枝矢筈葛)*
* 名前の<ヤハズ(矢筈)>とは、矢を弓の弦に受ける部分の名称とか、花の筒状の元の苞が似ているからとか
下図は、「矢筈葛」の名前の由来の<矢筈>に似ている苞の画像です。
下図は、同じく立性で花が極似していて、葉の形、大きさに差異が有る
「ツンベルギア・フォーゲリアナ」です。
「ベンガルヤハズカズラ」も透明感の有る花を咲かせています。
下図は、「ツンベルギア・アラータ」
次のキツネノマゴ科は、「ストロビランテス・ダイエリアヌス」です。
花より葉の斑入りを愉しみます、勿論、花も咲くのですが ・ ・ ・
<「ストロビランテス・ダイエリアヌス」>
金属の様な質感の紅紫色の葉が、陽を受けて輝きます、特に葉脈の緑色が目立ちます。
葉の裏が紫色なので、別名に「ウラムラサキ」(裏紫)の名前が付いています。
秋に、筒状で紫色の花をさかせます。
キツネノマゴ科、イセハナビ属、常緑低木、ミャンマー原産、学名 Strobiranthes dyerianus
=Perilepta dyeriana、英名 Persian shield、別名「ウラムラサキ」、「ビルマヤマアイ」
下図は、花です、「フウリンソウ」(風鈴草)に似ています。
<各画像は、クリックで拡大表示します>