花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

キツネノマゴ科(2)

2018-07-01 | 植物 花

<夏に赤く実る>

「ナツグミ」(夏茱萸)Elaeagnus multiflora、「ブラックベリー」Rubus

「 ヤマモモ」(山桃)Morella rubra の実です、英名では、berry の名前が付く果実達です。

「ナツグミ」は、cherry silver berry、「ブラックベリー」は、blackberry、「ヤマモモ」は、red baby berry

 

夜開花する「サボテン」を gif にしました(過去に掲載したものを再掲載)

キツネノマゴ科(2)には、「ツンベルギア・エレクタ」、「パキスタキス・ルテア」

葉が、美しい「ストロビランテス・ダイエリアヌス」、「ヒポエステス」にしました。

<「ツンベルギア・エレクタ」>

筒状花で、花冠が青紫色、筒部が白色、中央喉部が黄色、花径が葯3cm位、涼しげな夏向きの花です。

此の花は、立性ですが、似た花で蔓性の「ツンベルギア・アラータ」(Thunbergia alata)

「ベンガルヤハズカズラ」(Thunbergia grandiflora)等も人気が有ります。

亦、似た花には、立性の「ツンベルギア・フォーゲリアナ」が有って、区別するのが困難ですが

葉の形や大きさ、形状で見分けることが出来ます。

「ツンベルギア・エレクタ」の方が、葉が「フォーゲリアナ」より小さく、葉の縁が、波打っています。

どの花も夏に相応しい ”夏の花” です。

キツネノマゴ科、ヤハズカズラ属、非耐寒性低木、西アフリカ原産、学名 Thunbergia erecta

英名 bush clock vine、別名「エダヤハズカズラ」(枝矢筈葛)*

* 名前の<ヤハズ(矢筈)>とは、矢を弓の弦に受ける部分の名称とか、花の筒状の元の苞が似ているからとか



下図は、「矢筈葛」の名前の由来の<矢筈>に似ている苞の画像です。

下図は、同じく立性で花が極似していて、葉の形、大きさに差異が有る

「ツンベルギア・フォーゲリアナ」です。

「ベンガルヤハズカズラ」も透明感の有る花を咲かせています。

下図は、「ツンベルギア・アラータ」

次のキツネノマゴ科は、「ストロビランテス・ダイエリアヌス」です。

花より葉の斑入りを愉しみます、勿論、花も咲くのですが ・ ・ ・ 

<「ストロビランテス・ダイエリアヌス」>

金属の様な質感の紅紫色の葉が、陽を受けて輝きます、特に葉脈の緑色が目立ちます。

葉の裏が紫色なので、別名に「ウラムラサキ」(裏紫)の名前が付いています。

秋に、筒状で紫色の花をさかせます。

キツネノマゴ科、イセハナビ属、常緑低木、ミャンマー原産、学名 Strobiranthes dyerianus

=Perilepta dyeriana、英名 Persian shield、別名「ウラムラサキ」、「ビルマヤマアイ」

下図は、花です、「フウリンソウ」(風鈴草)に似ています。

 <各画像は、クリックで拡大表示します>


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