花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

キツネノマゴ科(3)

2018-07-03 | 植物 花

「カンナ ’ダーバン’ 」Canna ' Durban' の葉が、美しい縞模様を描きます。

夏らしい情熱的な花の ”暑さ” を葉の ”涼しさ” が和らげます。

 



「カンナ」の花は、夏の花、情熱的な色合いですね

 

キツネノ科(3)” として、「パキスタキス・ルテア」の花と

主に、葉を愛でる「ヒポコステス」を挙げてみました。

<「パキスタキス・ルテア」>

茎の先に、黄色い苞を鱗状に着け花穂が立ち上がり、苞の間から白い舌状の花を咲かせます。

露地での開花期も夏から秋と長く、冬は、植物園の温室で見ることが出来ます。

種類として、数種有るようですが、「パキスタキス」といえば、此の「パキスタキス・ルテア」を指すとのこと

白い花は、一日で萎れますが、苞は、長い期間残って楽しめます。

<パキスタキス>とは、ギリシャ語で<パキスタ>(太い)、<スタキス>(穂)を意味するとか

4角錐に立ち上がる穂を著しているようです。

キツネノマゴ科、パキスタキス属、常緑低木、ペルー原産、学名 Pachystachys lutea

英名 lojjypop plant、別名「ウコンサンゴバナ」(鬱金珊瑚花)


 

次は、前回と同様に、花より葉を愉しむ「ヒポエステス・フィロスタキア」です。

<「ヒポエステス・フィロスタキア」>

葉の表面に白、ピンク、赤色の塗料を撒いた様な雀斑状のスポット、斑点模様が現れます。

花は、4月頃、花冠が円筒形、花弁の先端が唇型に裂けた花を咲かせます。

40種位の品種が有るようですが、此の「ヒポエステス・フィロスタキア」が多く栽育されています。

観葉植物として人気の有る植物です。

キツネニマゴ科、ヒポエステス属、常緑低木、南アフリカ、マダカスカル島原産

学名 Hypoestes phyllostachya、英名 polk dot plant、flamingo plant、ribbon bush

別名「ソバカスソウ」(雀斑草)

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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