「菊」の花と言えば秋の季節の花ですが
此の時期のキク科の花には、「コツラ」、「ペンツイア」等が有ります。
各々、「菊」特有の筒状花を多数集合させて、球状の花の姿を作ります。
最初は、「コツラ」です、キク科、コツラ属には、50種位の品種が有る様ですが
此処では、人気の2種を挙げてみました。
「コツラ・ヒスピダ」Cotula hispida と「コツラ・バルバータ」C .barbata です。
「コツラ・ヒスピタ」
細い葉が、銀色で常緑、草丈も10Cm と低く、這性でグランドカバー等に利用してる場合が多いようです。
細い茎の先端に多数の筒状花を集めた黄色い花径1Cm位の球状の花を咲かせます。
キク科、コツラ属、耐寒性多年草、南アフリカ原産、学名 Cotula hispida
別名「ギンバカゲロウソウ」(銀葉蜻蛉草)
次の「コツラ・バルバータ」も上に載せた「コツラ・ヒスピタ」に似た花を咲かせますが
葉には、深い切込みが在ります。
学名「コツラ・バルバータ」C .barbata 、別名「カゲロウソウ」(蜻蛉草)、「ハナホタル」
同科、同属ですが、耐寒性一年草の違いが、花屋で見掛けるのは、此の品種が殆どです。
次も球状の似た花を咲かせる「ペンツィア」です。
<「ペンツィア」>
長い花茎を伸ばした先に、筒状花を球形に集合させた花が、咲きます。
葉は、羽状に細かい切込みが入って繊細な感じです。
夏頃に咲く「タンジー」Tanacetum vulgare や「サントリナ」Santolina の花に似ていますが
「タンジー」は、花茎が、分岐した枝になった先端に花を咲かせ、開花期も違うので判別できます。
キク科、ペンツィア属、非耐寒性一年草、南アフリカ原産、Oncosiphon grandiflora=Pentzia grandiflora
「ペンツィア」にも多くの種類が有るようですが、グランディフロラ種が、代表的とか
花期は、初夏の頃からになりますが、似た花に「タンジー」や「サントリナ」が、有ります。
花は、ボタン状ですが、葉が、各々違った形をしています。
特に「タンジー」の花茎は、分枝してるのが分かります。
「タンジー」には、「ヨモギギク」(蓬菊)、「ゴールデンボタン」の別名が付いています。
過去の記事の再掲載です、「ドラセナ」の花を載せました。
カラーリーフとして人気の「ドラセナ」ですが、花も中々のものです。
「ドラセナ」の花が、咲いています。
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