花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

春、キク科の花(1)

2021-04-18 | 植物 花

「菊」の花と言えば秋の季節の花ですが

此の時期のキク科の花には、「コツラ」、「ペンツイア」等が有ります。

各々、「菊」特有の筒状花を多数集合させて、球状の花の姿を作ります。

最初は、「コツラ」です、キク科、コツラ属には、50種位の品種が有る様ですが

此処では、人気の2種を挙げてみました。

「コツラ・ヒスピダ」Cotula hispida と「コツラ・バルバータ」C .barbata です。

「コツラ・ヒスピタ」

細い葉が、銀色で常緑、草丈も10Cm と低く、這性でグランドカバー等に利用してる場合が多いようです。

細い茎の先端に多数の筒状花を集めた黄色い花径1Cm位の球状の花を咲かせます。

キク科、コツラ属、耐寒性多年草、南アフリカ原産、学名  Cotula hispida 

別名「ギンバカゲロウソウ」(銀葉蜻蛉草)

次の「コツラ・バルバータ」も上に載せた「コツラ・ヒスピタ」に似た花を咲かせますが

葉には、深い切込みが在ります。

学名「コツラ・バルバータ」C .barbata 、別名「カゲロウソウ」(蜻蛉草)、「ハナホタル」

同科、同属ですが、耐寒性一年草の違いが、花屋で見掛けるのは、此の品種が殆どです。


次も球状の似た花を咲かせる「ペンツィア」です。

<「ペンツィア」>

長い花茎を伸ばした先に、筒状花を球形に集合させた花が、咲きます。

葉は、羽状に細かい切込みが入って繊細な感じです。

夏頃に咲く「タンジー」Tanacetum vulgare  や「サントリナ」Santolina  の花に似ていますが

「タンジー」は、花茎が、分岐した枝になった先端に花を咲かせ、開花期も違うので判別できます。

キク科、ペンツィア属、非耐寒性一年草、南アフリカ原産、Oncosiphon grandiflora=Pentzia grandiflora

「ペンツィア」にも多くの種類が有るようですが、グランディフロラ種が、代表的とか

花期は、初夏の頃からになりますが、似た花に「タンジー」や「サントリナ」が、有ります。

花は、ボタン状ですが、葉が、各々違った形をしています。

特に「タンジー」の花茎は、分枝してるのが分かります。

「タンジー」には、「ヨモギギク」(蓬菊)、「ゴールデンボタン」の別名が付いています。

過去の記事の再掲載です、「ドラセナ」の花を載せました。

カラーリーフとして人気の「ドラセナ」ですが、花も中々のものです。

 
「ドラセナ」の花が、咲いています。

ニュージーランドで作出された交配種「カメリア  ’ナイト ライダー’」は、”赤味懸かった黒い椿" です。「カメリア  ’ルビーベルズ’ 」Camellia 'Ruby Bell......
 

この記事についてブログを書く
« 早咲きのアヤメ科 | トップ | 春、白い樹木花 »