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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「メキシコヒマワリ」の追加

2019-09-18 | 植物 花

夏と秋が鬩ぎ合う空の下、「パンパスグラス」Pampas Grass の銀の穂が秋風に揺れます。



今日は、キク科の 「メキシコヒマワリ」と「キクイモ」の花です。

「メキヒコヒマワリ」、別名「チトニア」は、花期が、終わりますが、「キクイモ」の花は、今が盛りです。

<「チトニア・ロツンディフォリア」>

”赤い「ヒマワリ」” と称される「チトニア」には、「メキシコヒマワリ」、「ヒロハヒマワリ」

「ボリビアヒマワリ」、「ガリバーヒマワリ」等々の他の和名が付いていますが

舌状花の形が「ヒマワリ」に似ている故の命名の様ですが、同じキク科でも咲き方が多少違って

「ヒマワリ」が、多少横上向きに咲きますが、「チトニア」は、上向きに咲く違いが有ります。

学名も「ヒマワリ」の Helianthus に対して、「チトニア」は、Tithonia ですから

「ヒマワリとは違う仲間なのが解ります、花色は、緋赤、橙色、黄色等が有ります。

草丈が、2M位にもなり、先端に花茎が長い一重の一輪花を咲かせるので、見上げるようになります。

古代インカ帝国の国花とのこと、照り輝く様な色彩が ”インカの太陽 ”を象徴してるようです。

キク科、チトニア(ニトベギク)属、非耐寒性一年草、メキシコ、キューバ、中央アメリカ原産

他の別名「ニトベギク」、学名 Tithonia rotundifolia、英名 Mexican Sunflower


次は、「キクイモ」(菊芋)の花です。

ネットで、「キクイモ」を検索すると、菊芋レシピが多数ヒットします。

「じゃがいも」の様な塊茎を食用にできるからですが、花も見捨てることができません。

頭状花を上向きに咲かせた花の舌状花の先端が、3裂して「ヒマワリ」の花に似ています。

全世界に飼料として、特に第2次大戦後の食糧難の時には、大分御世話になったとのことですが

其の後、野生化して、現在では、侵入生物として ”悪者” にされています。

糖尿病に対する薬効も有る由、料理のレシピには、<天麩羅>、<ギラタン>、<肉ジャガ>

<クリームシチュー>等々の料理の紹介が載ってました。

花は、「菊」の花に似て、塊茎が芋、味が、アーテチョーク なので、此の名前が付いたとか。

キク科、ヒマワリ属、多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus tuberosus

英名 Jerusalem artichoke、別名「アメリカイモ」、「ブタイモ」、「トピナンブール」

「サンチョーク」、「ヒマワリサンチョーク」等々



<各画像は、クリックで拡大表示します>

例によって過去の記事の再掲載です、窓には今回と同じ様に、「パンパスグラス」の画像でした。

 
キョウチクトウ科
「パンパスグラス」の開花が、夏の終わりを告げます、秋の風が吹き抜ける季節も間近です。今が盛りのキョウチクトウ科の花を2種載せてみました。「キバナキョウチクトウ」......
 

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スズメウリ」を育てる №10

赤味を増してきた実と緑の実が、混在しています。




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