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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

紅葉と果実(5)

2022-11-19 | 植物 花

今日は、蔦性の2種を挙げました、”紅葉” と言うには、憚れますが ・ ・ ・ 。

最初は、「蔦」です、葉の紅葉は、中々のものです。

<「ツタ 蔦>

今の時期、樹木や岩等に絡み付く、紅葉した「ツタ」の葉を視ることができます。

「ツタ」蔦 とは、ツタ属の総称とのこと、多くの種類が有りますが、今日は、落葉性の「ナツヅタ」にしました。

既に葉を落として、葉茎だけが残って絡み付いた姿も視られる様になりました。

冬でも落葉しない常緑蔓性木本の「フユズタ / キズタ」<冬蔦>  Hedera rhombea  も見られます。

ブドウ科、ツタ属、落葉性木本、学名   Parthenocissus tricuspidata 、英名 Boston ivy

別名 「アマズラ」、「ナツヅタ」、「モミジヅタ」 等々

「ナツヅタ」(夏蔦)の名前は、似た植物で、常緑性で、ウコギ科の「キズタ」(木蔦)、通称「アイビー」を

別名で、「フユヅタ」(冬蔦)と呼ぶことことからとか

亦、「アマズラ」は、此の木の樹液から甘味料を採ったとのこと

「ナツヅタ」の葉が紅葉するのに対して、「フユヅタ」(冬蔦)は、真冬でも落葉せず緑々しています。

丸い濃紺の実と、「葡萄」の葉の様な赤い葉のコントラストが鮮やかです。

花は、小さな線形の花で、見栄えは、イマイチです、“髭” を這わせ、先端の吸盤で岩や樹木に貼り付きます。



「葡萄」の様な実が、黒く熟してきます。

<他の画像>

ウコギ科の「フユヅタ」(冬蔦)、別名 「キヅタ」は、真冬でも濃い緑色です。

実を着ける茎から出る葉と、其の他の葉の形が、違うのも面白いものです=右図

 

次は、紅葉より果実の色が、綺麗な ” 這う「イチジク」” の「フィカス・プミラ」実です。

今年もピンク色に熟してきました、葉の色より素晴らしいパステルカラーです。

<「フィカス・プミラ」>

 「イチジク」(無花果)と同じ様に、”花が詰まった袋” の中に花を咲かせるのです、「無花果」の仲間なのです。

共生昆虫のイチジクコバチに依って受粉、11月から12月頃に実が熟します、食用になるようです。

葉が白い斑入りなどの品種も有り、観葉植物として人気が有ります。

幼葉の頃は、葉が薄く、柔かで波打っていて、円形ですが

段々と、光沢が出て、肉厚で硬く、葉先が尖ってきます、更に、蔓も太く

葉も大きくなり、見違える程の変化をします、蔓性なので、気根で樹木や岩等に這い登ります。

クワ科、フィカス(イチジク)属、常緑生蔓性木本、東南アジア原産、学名 Ficus pumila

英名 Creeping fig、Climung fig、別名「オオイタビ」(大崖石榴)

 



下図は、 幼葉(左)と大きくなった葉(右)

<「フィカス・プミラ」>

季節違いの ” 這う「イチジク」” 「フィカス・プミラ」果実です、今年もピンク色に熟してきました。

 「イチジク」(無花果)と同じ様に、”花が詰まった袋” の中に花を咲かせるのです、「無花果」の仲間です。

共生昆虫のイチジクコバチに依って受粉、11月から12月頃に実が熟します、食用になるようです。

葉が白い斑入りなどの品種も有り、観葉植物として人気が有ります。

幼葉の頃は、葉が薄く、柔かで波打っていて、円形ですが

段々と、光沢が出て、肉厚で硬く、葉先が尖ってきます、更に、蔓も太く

葉も大きくなり、見違える程の変化をします、蔓性なので、気根で樹木や岩等に這い登ります。

クワ科、フィカス(イチジク)属、常緑生蔓性木本、東南アジア原産、学名  Ficus pumila

英名  Creeping fig、Climung fig、別名「オオイタビ」(大崖石榴)

 

果実をUPすると「イチジク」の果実によく似ているのが解ります。

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因みに、「無花果」は、下図の様な形ですね、確かに似てはいます。

 

果実は、クワ科なので、同じクワ科の「無花果」に似ています。

半分に割って果肉を視てみました、確かに似ています。


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