今日は、蔦性の2種を挙げました、”紅葉” と言うには、憚れますが ・ ・ ・ 。
最初は、「蔦」です、葉の紅葉は、中々のものです。
<「ツタ 蔦>
今の時期、樹木や岩等に絡み付く、紅葉した「ツタ」の葉を視ることができます。
「ツタ」蔦 とは、ツタ属の総称とのこと、多くの種類が有りますが、今日は、落葉性の「ナツヅタ」にしました。
既に葉を落として、葉茎だけが残って絡み付いた姿も視られる様になりました。
冬でも落葉しない常緑蔓性木本の「フユズタ / キズタ」<冬蔦> Hedera rhombea も見られます。
ブドウ科、ツタ属、落葉性木本、学名 Parthenocissus tricuspidata 、英名 Boston ivy
別名 「アマズラ」、「ナツヅタ」、「モミジヅタ」 等々
「ナツヅタ」(夏蔦)の名前は、似た植物で、常緑性で、ウコギ科の「キズタ」(木蔦)、通称「アイビー」を
別名で、「フユヅタ」(冬蔦)と呼ぶことことからとか
亦、「アマズラ」は、此の木の樹液から甘味料を採ったとのこと
「ナツヅタ」の葉が紅葉するのに対して、「フユヅタ」(冬蔦)は、真冬でも落葉せず緑々しています。
丸い濃紺の実と、「葡萄」の葉の様な赤い葉のコントラストが鮮やかです。
花は、小さな線形の花で、見栄えは、イマイチです、“髭” を這わせ、先端の吸盤で岩や樹木に貼り付きます。
「葡萄」の様な実が、黒く熟してきます。
<他の画像>
ウコギ科の「フユヅタ」(冬蔦)、別名 「キヅタ」は、真冬でも濃い緑色です。
実を着ける茎から出る葉と、其の他の葉の形が、違うのも面白いものです=右図
次は、紅葉より果実の色が、綺麗な ” 這う「イチジク」” の「フィカス・プミラ」実です。
今年もピンク色に熟してきました、葉の色より素晴らしいパステルカラーです。
<「フィカス・プミラ」>
「イチジク」(無花果)と同じ様に、”花が詰まった袋” の中に花を咲かせるのです、「無花果」の仲間なのです。
共生昆虫のイチジクコバチに依って受粉、11月から12月頃に実が熟します、食用になるようです。
葉が白い斑入りなどの品種も有り、観葉植物として人気が有ります。
幼葉の頃は、葉が薄く、柔かで波打っていて、円形ですが
段々と、光沢が出て、肉厚で硬く、葉先が尖ってきます、更に、蔓も太く
葉も大きくなり、見違える程の変化をします、蔓性なので、気根で樹木や岩等に這い登ります。
クワ科、フィカス(イチジク)属、常緑生蔓性木本、東南アジア原産、学名 Ficus pumila
英名 Creeping fig、Climung fig、別名「オオイタビ」(大崖石榴)
下図は、 幼葉(左)と大きくなった葉(右)
<「フィカス・プミラ」>
季節違いの ” 這う「イチジク」” 「フィカス・プミラ」果実です、今年もピンク色に熟してきました。
「イチジク」(無花果)と同じ様に、”花が詰まった袋” の中に花を咲かせるのです、「無花果」の仲間です。
共生昆虫のイチジクコバチに依って受粉、11月から12月頃に実が熟します、食用になるようです。
葉が白い斑入りなどの品種も有り、観葉植物として人気が有ります。
幼葉の頃は、葉が薄く、柔かで波打っていて、円形ですが
段々と、光沢が出て、肉厚で硬く、葉先が尖ってきます、更に、蔓も太く
葉も大きくなり、見違える程の変化をします、蔓性なので、気根で樹木や岩等に這い登ります。
クワ科、フィカス(イチジク)属、常緑生蔓性木本、東南アジア原産、学名 Ficus pumila
英名 Creeping fig、Climung fig、別名「オオイタビ」(大崖石榴)
果実をUPすると「イチジク」の果実によく似ているのが解ります。
因みに、「無花果」は、下図の様な形ですね、確かに似てはいます。
果実は、クワ科なので、同じクワ科の「無花果」に似ています。
半分に割って果肉を視てみました、確かに似ています。