今日の題名 "冬に煌めく” には、窓に「エクメア」、別名 「ブルーシャンデリア」の点滅を載せてみました。
冬の寒い季節でも「エクメア・ガモセパラ」が 咲きます。
LED電球の様です、ピンクと青い蛍光色のコラボを愉しみます。
ロゼッタ状の葉の中心から伸びた円柱形の花序の先端に、淡い桃色の苞と萼片が重なった筒に青紫色の花を咲かせます。
寒さに強くて此の時期も屋外で開花します。
パイナップル科、エクメア属、常緑多年草、ブラジル原産、学名 Aechmea gamosepala
英名 Match stick plant ” マッチ棒” 、別名「ブルーシャンデリア」、「ガモセパラ」
<此の花の詳細は、後日、 ”ヤマモガシ科の花 ” に載せる予定です>
開花する前の蕾の LED 電球が、点滅します。
"冬の花” 「セルリア」が、冬の陽に煌めき輝きます。
<「セルリア」>
「セルリア、フロリダ」が咲き始めています、暖かい春色のパステルカラーです。
<淡いピンクの花を、茎の先端に房状に咲かせます、葉は、細い円柱状で羽状複葉です。
<花弁のように見えるのは、花では無く、総苞なのです。
此の総苞のパステルカラーが、清々しく、明るい雰囲気を醸し出します。
イギリスの故ダイアナ妃が、ブライダルブーケとしたとか、ブライダルフラワーとして人気が有るようです。
英名も Blushing bride “頬を染めた花嫁”、ピンク色が、英名の由来でしょうか
セルリア属には、40種位有るとのこと、此の中で、フロリダ種が一番美しいようです。
近い植物には、夏に咲くヤマモガシ科の「プロテア」Protea spp. が有ります、同様にイキソチックな花です。
細長い円柱形の葉もユニークな形で愉しめます。
ヤマモガシ科、レルリア属、常緑小低木、南アフリカ ケープ地方原産
学名 Serruria florida 、別名「ジョーイ セルリア」
新しい園芸品種が、次々と作出されています。
「セルリア・フロリダ」を中心にして、総苞(花弁と見紛う)の色の濃い薄い等で、
種々名前が付いた品種が視られます。
開花時期が、初夏で、濃い色の「ジョーイ セルリア ’カルメン’」等が、人気の品種です。
花弁を囲む総苞の中心に花弁が在り、葉は、羽状複葉、小葉が針形です、先端に、柔らかい綿毛で覆った蕾ができます。
ライムグリーンの総苞が、淡いピンク色になり、優しく、清楚な感じを与えます。
改良種「セルリア ジョーイセルリア プリティピンク」
次に、冬に咲く「グレビレア」 Grevillea spp. の花を2種を挙げます。
「グレビレア・アルピナ」と「グレビレア・ロビンゴードン」の二種です。
原産地では、園芸種も合わせて、200以上の品種が在る様ですが
日本では、此の2種が多く栽育されています。
品種に依って、円錐花序や総状花序をだします、花弁が無く
花弁の様な総苞片から長い花柱を立ち上げるのは、他のグレビア属の植物と同じです、
園芸種も多くて、総苞片の色も白、ピンク、赤、黄、橙と多彩で
葉の形も、線形、針形、羽状と多彩です。
ヤマモガシ科、ハゴロモノキ属、常緑低木、学名 Grevillea spp. オーストラリア原産
下図は、「グレビレア・アルピナ」 Grevillea alpina 英名 Mountain grevillea
松葉の様な針形の葉です。
次は、交配種の「グレビレア・ロビンゴードン」 Grevillea Robyn Gordon です。
<「グレビレア・ロビンゴードン」>
学名の Robyn Gordon は、人名とか
葉が、平たくて裂けていますが、花の様子は、似ています、別名「ハゴロモノマツ」(羽衣松)