花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に煌めく

2022-11-23 | 植物 花

今日の題名 "冬に煌めく” には、窓に「エクメア」、別名 「ブルーシャンデリア」の点滅を載せてみました。

冬の寒い季節でも「エクメア・ガモセパラ」が 咲きます。

LED電球の様です、ピンクと青い蛍光色のコラボを愉しみます。

ロゼッタ状の葉の中心から伸びた円柱形の花序の先端に、淡い桃色の苞と萼片が重なった筒に青紫色の花を咲かせます。

寒さに強くて此の時期も屋外で開花します。

 

パイナップル科、エクメア属、常緑多年草、ブラジル原産、学名    Aechmea gamosepala 

英名   Match stick plant ”  マッチ棒” 、別名「ブルーシャンデリア」、「ガモセパラ」

 

<此の花の詳細は、後日、  ”ヤマモガシ科の花 ” に載せる予定です>

開花する前の蕾の LED 電球が、点滅します。

 

 

"冬の花” 「セルリア」が、冬の陽に煌めき輝きます。

<「セルリア」>

「セルリア、フロリダ」が咲き始めています、暖かい春色のパステルカラーです。

<淡いピンクの花を、茎の先端に房状に咲かせます、葉は、細い円柱状で羽状複葉です。

<花弁のように見えるのは、花では無く、総苞なのです。

此の総苞のパステルカラーが、清々しく、明るい雰囲気を醸し出します。

イギリスの故ダイアナ妃が、ブライダルブーケとしたとか、ブライダルフラワーとして人気が有るようです。

英名も  Blushing bride  “頬を染めた花嫁”、ピンク色が、英名の由来でしょうか

セルリア属には、40種位有るとのこと、此の中で、フロリダ種が一番美しいようです。

近い植物には、夏に咲くヤマモガシ科の「プロテア」Protea spp.  が有ります、同様にイキソチックな花です。

細長い円柱形の葉もユニークな形で愉しめます。

ヤマモガシ科、レルリア属、常緑小低木、南アフリカ ケープ地方原産

学名  Serruria florida 別名「ジョーイ セルリア」 


新しい園芸品種が、次々と作出されています。

「セルリア・フロリダ」を中心にして、総苞(花弁と見紛う)の色の濃い薄い等で、

種々名前が付いた品種が視られます。

開花時期が、初夏で、濃い色の「ジョーイ セルリア ’カルメン’」等が、人気の品種です。

花弁を囲む総苞の中心に花弁が在り、葉は、羽状複葉、小葉が針形です、先端に、柔らかい綿毛で覆った蕾ができます。

ライムグリーンの総苞が、淡いピンク色になり、優しく、清楚な感じを与えます。

 

改良種「セルリア ジョーイセルリア プリティピンク」


次に、冬に咲く「グレビレア」 Grevillea spp.  の花を2種を挙げます。

「グレビレア・アルピナ」と「グレビレア・ロビンゴードン」の二種です。

原産地では、園芸種も合わせて、200以上の品種が在る様ですが

日本では、此の2種が多く栽育されています。

品種に依って、円錐花序や総状花序をだします、花弁が無く

花弁の様な総苞片から長い花柱を立ち上げるのは、他のグレビア属の植物と同じです、

園芸種も多くて、総苞片の色も白、ピンク、赤、黄、橙と多彩で

葉の形も、線形、針形、羽状と多彩です。

ヤマモガシ科、ハゴロモノキ属、常緑低木、学名   Grevillea spp. オーストラリア原産

下図は、「グレビレア・アルピナ」 Grevillea alpina  英名 Mountain grevillea

松葉の様な針形の葉です。



 

次は、交配種の「グレビレア・ロビンゴードン」 Grevillea Robyn Gordon  です。

<「グレビレア・ロビンゴードン」>

学名の Robyn Gordon  は、人名とか

葉が、平たくて裂けていますが、花の様子は、似ています、別名「ハゴロモノマツ」(羽衣松)


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