白色の「ヤナギバルイラソウ」(柳葉ルイラ草)が、咲いています、青紫色のものより清涼感が漂えます。
「ヤナギバルイラソウ」Ruellia brittoniana には、 下図(左)の様な青紫色の花が主です。
亦、似た花の「ルエリア・ツベローサ」Ruellia tuberosa は、下図(右)葉が、幅広なので違いが分ります。
ゴマノハグサ科の追加は、「ビロードモウズイカ」の花からです。
銀緑色の葉のロゼットから長い花穂を伸ばして、黄色い小花を密して咲かせます。
総状花序の長さは、50cm位迄伸び、葉も大きくて、上に伸びるに従って
徐々に小さくなります。
名前の ”ビロード” は、葉に細かい毛が密生しているので、ビロードの様な感触を
著わしています、花冠は、2cm位で5裂します。
亦、”モウズイカ” は、<毛蕊花>で<蕊>は、<雄蘂>のことで、雄蘂には
毛が生えていることを著わしているとか、似た花には
「バーバスカム・ポンビシフェルム」が有りますが、
花の付き具合や葉の色、大きさ等に多少の違います。
”雄大さ” では、「ビロードモウズイカ」が一番見栄えがします。
ゴマノハグサ科、モウズイカ属、二年草、ヨーロッパ、北アフリカ原産、学名 Verbascum thapsus
英名 Common Mullein、Great Mullein 、別名「ニワタバコ」、「マレイン」
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