Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆小布施堂の「朱雀」を味わう

2024-10-13 23:34:48 | ☆レストラン

 

長野に住んでいる友人から

「美味しいんだから、一度は来て食べてみて」と、嬉しいお誘いを受けて

ほぼ1年、喜んで信州の旅に出かけました。

土曜日にテレビ「青空満点レストラン」でも紹介されていたらしいのですが、

残念!

見逃してしまいました。

でも 本物の「朱雀」を10日前に味わうことができたので、

「イタリア」はちょっと置いといて。・・・

先にブログに書くことにします。

上の写真が小布施堂の本店だけで味わえる栗の点心「朱雀」です。

お店のホームページによると、

「採れたての新栗を蒸して裏ごししたものを、砂糖も何も加えずに、そのまま栗あんの上にふわりと盛りました。

栗の繊細な風味を損なわぬよう、注文をいただいてからお作りします。

栗そのものの味を、お客様ご自身に確かめていただきたいとの思いから提供しております。

畑から新栗が届く1ヶ月間、小布施堂本店・本宅のみで味わえる一品です。」

友人はネットで予約、ファミマで支払いという手間のかかる予約をしてくれました。

指定の時間にご本宅の重厚な門をくぐって席に着き、待つことしばし。

思ったより大きな「朱雀」がやって来ました。

大ぶりの茶器にはほうじ茶がたっぷり入っています。

これがまた、栗の風味にぴったり、

朱雀の量はすごいのでお茶のお代わりはセルフで。

たっぷり2杯は飲んだかな?

そうめんのように細い栗のスイーツは、中の栗あんと混ぜながらいただきます。

しっとりした作りたては、ゆっくりしていると

ほろほろと乾燥してくるので、味わいつつも適度に急ぎます。

本当に美味しく完食!

この美味しさめがけて早くも来年も小布施に行きたくなっています。

朱雀を味わった後はすぐ近くの「北斎館」へ。

 

葛飾北斎は 80代で小布施にやって来ました。

近く公開される映画「八犬伝」にも登場するというし、

興味津々です。

 

自販機も駐車場の支払機も北斎の波の柄。

↑ 近くのマンホールも ほら!この通りです

 

 

 

 

 

 

 

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☆ローマ 最初の晩餐は

2024-09-18 01:18:58 | ☆イタリア 記憶の風景

 

 

初日のローマ、バタバタだった半日も過ぎてしまえば

「大変だったね」

「どうなることかと思ったわ」

「これも思い出の一部?」

と、ホッとしたという気持ちが勝ってしまいました。

アパートのオーナー(時間にルーズなれど)から

近くのおすすめレストラン情報がメールで送られて来て

良さそうなのと、お腹が空いて来たので

出かけました。

 

 

 

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L'Isola della Pizza è Ristorante Pizzeria Bisteccheria dal 1985 a Roma nel quartiere Prati vicino a San Pietro ed ai Musei Vaticani.

L'Isola della Pizza ® - Ristorante Pizzeria Bisteccheria - Roma

 

この辺りは気軽に入れそうなレストランが結構あるみたいですが、

このl'sola della Pizzaは満席状態。

地元の人も観光客もいるようで周辺のお店より賑わっていました。

幸い、私たちは外の席に座ることができたけれど、

もうちょっと遅く来ていたら行列必至でした!

ローマに来たら 絶対食べたかった カーチョ エ ぺぺ(cacio e pepe)

が 本日の1枚目の写真です。↑

ペコリーノロマーノと胡椒が効いたパスタです。

卵を使ったフレッシュパスタTonnalelliがチーズと胡椒に上手く絡まって

フォークを持つ手が止まりません。

 

 

 

 

 

 

 

ズッキーニのフリットも美味しかった!

みんなで乾杯したプロセッコもお料理に合う合う!

 

私たちの締めは いつもエスプレッソ。

イタリア初めての友人もこれにスッとなじんでくれました。

ローマ、最初の晩餐はめでたしめでたしです。

 

 

アパートは サン・ピエトロ広場にも近いので食後のお散歩がてら行くことにしました。

長くて暗いヴァチカンの壁に沿って歩いたのはこれで2度目です。

2006年にイタリア語のクラスメートと過ごしたローマ10日間、

その中の1日、スタジオオリンピコにサッカーの試合を観に行っての帰り、

夜も遅くになっていたのですが、

バスの終点がリソルジメント広場で、そこにタクシーが見当たらないのです。

サン・ピエトロ広場まで行けばタクシーがあるのでは?と

この壁沿いの道を歩きました。

今よりもっと道は暗くて 人通りもなく

着いてみれば 昼間あんなに人でいっぱいだった広場はシーンとしていて

タクシー乗り場も誰もいなくて いくら待ってもタクシーは来ませんでした。

仕方なく、近くのホテルに飛び込んで

タクシーを呼んでもらい、無事にトラステベレのアパートに戻ったのでした。

そんな記憶が蘇るローマの道、

食後のサン・ピエトロ広場は広くて、(人があんまりいないからか)

なんか 前よりライトが明るくなっているような気がしました。

噴水の音が気持ちいい・・・・

 

1日だけのローマ、 帰りにリソルジメント広場のタクシー乗り場を確認してアパートに戻ります。

なぜなら明日は オルヴィエート泊なのですが、

その前に 朝早くコロンナ宮(ローマの休日の最後のシーンの舞台)の予約があります。

計画ではアパートにスーツケースを預けて タクシーで移動・・・

なんて考えていたのですが、甘かった。

オーナー不在のアパートではとても無理、

荷物を持ってタクシー移動に決まりです。

イタリアの旅 1日目 ローマの巻 これにて終了!

 

 

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☆ハラハラドキドキ 初日のローマ

2024-08-21 01:05:07 | ☆イタリア 記憶の風景

ヴァチカン庭園からの眺め

正面に見える建物は絵画館(ピナコテカ)

 

 

今日の記事はヴァチカン庭園の写真尽くしで行きますね。

日本からネット予約していた「ヴァチカン庭園バスツアー」

午前10時にスタートだったのですが、

これにギリギリ間に合った!というお話です。

 

カタール航空でローマのfiumicino空港に着いたのは朝の7時半。

飛行機の中で何もしないで食べてばかりいたので

朝食は当然パス、すぐにタクシーに乗り、宿に向かいました。

タクシーは空港から市内までの定額料金50ユーロ、

ちょっとイライラする渋滞も定額だから安心でした。

ローマに着いてまずしなければならないこと、

それは 前回お話ししたe-simの設定です。

何しろ初めてのことだから緊張したけれど、思ったより簡単に設定が進みました。

これで安心!と思った矢先 早速ローマのアパートのオーナーから

WhatsApp経由でメールが来ました。

何時に着くのか?というものでしたが、

朝の到着時間も確認してチェックインは2時からだけど

美術館の予約時間もあるので荷物だけ預かってもらえるOKももらっていたのに

「どこの航空会社で便名は?」などど聞かれ

「何でそんなん聞くん?」と思いながらも便名を調べて返信したりしました。

ローマ、朝の渋滞のタクシーの中のやりとりです。

 

オーナーは「その時間は自分はアパートにいけない」

「10時半なら着く」と、呆れた返事。

「アパートにいない?荷物はどうしたらいいの?」と私。

しばらくして、画像付きのメールが来て

「ここに荷物を預かってくれるところがある。アパートから近いからそこに預けて。

私はアパートで待っている。」という返事。

どんなところかわからないけど、アパートには近いから

とりあえず行くしかないか!とタクシーで行ってもらうことにしました。

 

ところが、行ってみると そこは 無人の荷物預かり所。

コインロッカーがあるだけで、しかも空いているのはゼロ、

第一 大きなスーツケースなんて無理なサイズばかり。

ネットの画像だけではわからなかったのです。

オーナーに電話!

「指示されたところに行ったけど、無理だった。どうしたらいいの?とにかくアパートに行きます。」

ブチ切れ寸前の私。こんな切羽詰まったときのイタリア語、

相手に通じているのかどうか・・・

あんなにメールはすらすら行ったのに、電話は声が途切れてうまく通じないのです。

 

 

簡易コインロッカーからアパートはすぐでした。

中庭のある立派なビルで、入り口の大きな門は開いていて、

中にこの建物の管理人さんの詰所があるようなところでした。

男性が一人私たちに声をかけて来ました。

その人が管理人さんのようで、アパートのオーナーのことも

よく知っているようでした。

ここで またメールのやり取り。

「着いた。早く来て。」

「10時半になる」

「10時に予約してるから遅れたら庭園バスに乗れないやんか!」

 

「オーナーは10時半しか来れないんだって!どうしたらいいの?

もう時間がないよー」と、なんかずっと心配してくれている風の管理人さんに

嘆いていたら、な、何とその管理人さんが

「だったら 私が荷物を預かってあげる。ここでしっかり見てるから行って来なさい。」

と 一言。

「えーっ?いいんですか?ありがとうございます。」

 

その時、管理人さんは私たちの神様、仏様、法王様になりました。

荷物を預けて、ヴァチカン美術館の入り口まで歩きます。

当日券で入る人たちの長い列を抜けて予約の列に着いたのは5分前、

何とか間に合って、手続きをして、バスに乗れました。

窓のないオープンバスで45分、

ヴァチカン市国にありながら知らなかった広大な庭園をイヤホーンガイドを聞きながら進みます。

バスに乗り、庭園の至る所から見えるクーポラを眺めて、

やっとローマに来た感じがしました。

このあと、美術館もセットになっているので見学。

ヴァチカンは広くて観るべきものが多すぎるのですが、

今回は 絵画館から回って見たので比較的楽に観られました。

絶対に外せないシスティーナ礼拝堂では、ゆっくり天井画を愛で、

初めて経験したクラシックなエレベーターで出口付近まで来て、

途中、別行動をした友人を待っていると

カナダから来たという中学生?が話しかけて来ました。

日本が大好きなんだとか、日本に遊びに行ったとか。

涼しい綺麗な目の少年だったなあ。

今回の旅の中で、日本に行きたい!という人より

日本に行ってよかった!という経験済みの人が多くなっていると感じました。

アパートのオーナーからメールが来ました。

「美術館はどうだった?アパートで待ってます」

「親切な管理人さんのおかげで予約時間に何とか間に合いました。」

もう、文句もいっぱい言いたかったけれど、

何だか面倒くさくなって言いませんでした。

オススメのレストランもメールで教えてもらって

行ったら、とても美味しかったしね。

ま、いいか。

次回は その美味しかったレストランから夜のサンピエトロ広場までをアップしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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☆ 旅のスタイルが変わった! e-sim のススメ

2024-07-20 22:57:19 | ☆イタリア 記憶の風景

↑バチカン美術館

場所はランダム。

気になった写真を並べての記事になります。

 

 

 

今回の旅のスタートはローマから。

イタリア初めての友人のリクエストでバチカン美術館を訪れることにしました。

すでに数回訪れている他のメンバーはオープンバスでめぐるバチカン庭園ツアーに先に参加、

お昼に合流するようにそれぞれインターネットで予約完了。

ローマ着は朝早くだったので、まずはお宿に荷物を置かせてもらって

美術館に入場できるように、バチカン近くのお宿を予約しました。

到着時間を知らせて荷物も預かってくれるやりとりも完了。

 

 

 

その連絡がスムーズに行ったのは

WhatsApp Messenger(ワッツアップ メッセンジャー)

Metaが所有するフリーウェアで、

インターネットを通じて無料でテキストメッセージ、写真、動画を送信したりできます。

電話番号がアカウントになるのでLINEに似ていますね。

イタリアで今回泊まるホテルやアパートのオーナーもWhatsAppに登録されていたみたいで

連絡は日本からでもイタリアでも変わらず素早くできました。

便利、便利!

 

 

今までは 空港やホテルのwifiを使うだけで不便でしたが、

それを解消してくれたのが今回初めて使ってみた e-sim です。

e-simとはスマホ本体に小型チップが埋め込まれた内蔵型SIMで

抜き差しする必要がありません。

 

 

 

使用できる機種なら とても便利、

(私は6年半も使っていたスマホをこの機会に機種変)

空港で借りたり、現地でSIMを買ったりしなくても大丈夫。

保険にも入らなくて済むし、実際お安くなりました。

 

 

友人たちもそれぞれ好みのe-simを選びました。

特に問題はなく、思ったより簡単でした。

これからは e-simの時代かも。。。

 

思えば海外旅行の申し込みも旅行社まで出かけて行った時期もありました。

 

それが、ガラッと変わったのは「インターネット」の普及からかな?

それでも

重たい「地球の歩き方」を持って街を歩いたこともありました。

電子辞書もない時代は ポケットタイプの辞書をコートのポケットに入れて

いちいち単語を調べたりしました。

あー、重〜

 

今回、ペラペラの地図さえ持っている人は少なく、

その代わり、みんなスマホを頼りに歩いているようでした。

 

 

大きな一眼レフカメラを持っている人も少ないように見受けました。

 

 

道に迷って人に尋ねる機会も少なくなったように思います。

Googleマップは大活躍!

 

今回も次に訪れたオルヴィエートの街でアパートまでGoogleマップを使って歩いたのですが、(歩こうとしたのですが)

近道だと思って行ったら、石畳の坂道がずっと続き、

なかなか到着できないでいました。

そんな時 アパートのオーナーさんからWhats Appにメールがきました。

『到着が遅いけど、今どこにいるの?』

通りの名前を知らせると、しばらくして 迷子の私たちを迎えにきてくれました。

 

今回の旅ではWhats Appになんども助けられ、

翻訳アプリやマップアプリの力も借りました。

確実に旅は進化しています。

 

 

 

 

 

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☆イタリアから帰りました ( Veneziaの空港から帰国)

2024-06-24 00:39:01 | ☆イタリア 記憶の風景

 

 

「行くぞ!イタリア」と、このブログに書いて、

5年ぶりに本当にイタリアへ行ってきました。

ただ今回は、帰ってからの時差ボケがひどく

元に戻るのに時間がかかってしまいました。

ずっとグダグダ。。。

ま、それも時間が解消してくれて、今に至ります。

上の写真はVenerziaです。

Veneziaの入り方、出方は色々あります。

水上タクシーで行くのが一番便利で楽チンと思いますが、

(すごい)円安でもあり、

まだ試していなかった乗り合いの船で空港へ行くことにしました。

ここ、サン ザッカリーアからだと15€。

普通のバポレットとは別料金ですが、乗っていれば空港に着きます。

リド島やムラーノ島も寄って本島に沿って約1時間と15分。

これはお得な出方(入り方)だと思います。

前日、波が高くて 船酔いを心配していた私でしたが、

当日は瀬戸内海並みの穏やかさで 大丈夫でした。

空港へいく船着き場も綺麗に便利になっていましたよ。

旅の記憶が冷めないうちに

今回も色々あったズッコケ記事を書かなくては!

 

と、毎回 多分言ってるよね、私。

 

 

 

 

 

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