Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ Buon Natale!

2024-12-25 21:30:06 | ☆素敵なこと

 

 

 

Buon Natale!

プレゼントにいただいたヨックモックのクッキー缶が可愛くて

思わずパシャリ!

皆様、良いクリスマスをお過ごしくださいね。

                    forchettaより

 

 

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☆ローマ コロンナ宮殿へ

2024-12-20 22:17:22 | ☆イタリア 記憶の風景

↑ コロンナ宮殿

シンボルのコロンナ(円柱)が印象的。

このコロンナがデザインされているエコバッグをブックショップで買いました。

わずか5ユーロ、この旅のお供にサブザックとして大活躍しました。

ここは「コロンナさん」という苗字の貴族の方のお屋敷です。

実は私、昔、ASローマのショップが近くにあるコロンナ広場に

このお屋敷があると思っていた時期がありました。

探して見たけれどないんですよね。

コロンナ広場には確かにコロンナ

(大理石のマルクス・アウレリウスの記念柱)が立っているので

間違える人も多いのではないかな?

 

 

たくさん写真を撮ったので、話を織り交ぜながら見てください。

↑はコロンナ宮殿の美しい庭園です。

今度のイタリアの旅、最初の計画ではオルヴィエートに3泊する予定にしていたけれど、

イタリア初めての友人のリクエストのヴァチカン美術館を訪れるためにローマに1泊することに。

ローマを後にする日は土曜日!

幸い、金曜日と土曜日の朝はコロンナ宮殿の一般見学ができる日なのでした。

映画「ローマの休日」の最後の記者会見のシーンのロケ地として有名な

コロンナギャラリーをみんな見たくて即ネット予約。

オルヴィエートには午後の時間に到着できるはずです。

 

 

 

 

↑ 庭園は階段式にもなっていて、登ればローマが一望できます。

 

しかし、我々にはスーツケース問題があります。

ローマの初日、アパートのオーナーが預かってくれるという話だったのに、

約束の時間通りに来ないからめちゃめちゃ困ったのは前の記事に書いた通り。

果たして コロンナ宮殿でスーツケースを預かってくれるだろうか?

 

 

朝早くアパートをチェックアウト、

と言っても鍵を置いてドアを閉めるだけの簡単なもの。

もちろんオーナーはいません。

連絡はメールで・・・このシステム、好きではないけど、増えてきています。

 

前日、サン・ピエトロ広場に行くときに近くのタクシー乗り場を確認して置いてよかった!

2006年のサッカー観戦の終点もここだったけれど、

あの時はなぜか見つけられなかったタクシー乗り場。

でも 今回はバッチリ確認!

大きなスーツケースごとタクシーに乗り込んでコロンナ宮殿へ。

開場の1時間前に着いたので、近くのバールで朝ごはんです。

カップチーノとコルネット、この組み合わせがイタリアに来たことを実感します。

 

 

 

 

↑ 人が集まっているところが宮殿に入るための入り口。

 

 

 

向かいの1階あたりが、朝ごはんしてゆっくりさせてもらったバール。

コロンナ宮殿、9時になったので入り口で予約のチケットを見せて、

スーツケースの預かりをお願いしたところ、快く預かっていただけて無事入場できました。

ああ、よかった!

昨日ゴタゴタがあったので、有り難くて有り難くて・・・

「さすが、貴族経営!」

「なんかスタッフさんも余裕があるね」

「笑顔が上品やわ」

と、私たちも荷物から解放されてホッとしました。

が、スーツケース問題、この先 また起こってしまうのですが・・・

 

 

 

↑が「コロンナ ギャラリー」

ここです! ローマの休日でアン王女が記者会見したところ!

来てよかった!

 

 

 

 

 

 

 

当時の衣装や豪華なタペストリーもある数々のお部屋を巡ります。

 

 

 

思ったよりゆっくりと見学できて出口に近づきます。

預けたスーツケースは出口付近で受け取ることができました。

あとは 駅までタクシーに乗らなければなりません。

お願いしたら出口の門番さんのところで手配していただけました。

「さすが、貴族!」とまた喜ぶ私たちです。

前日がきつかったので、

(当たり前かもしれない)小さな親切が身にしみて嬉しいのでした。

 

 

ヴェネツィア広場に近い コロンナ宮殿、

タクシーで駅まで向かう道は

2006年、イタリア語の仲間たちと過ごしたローマ10日間で

駅からトラステヴェレのアパートまで何度も通った道でした。

もちろんその時はバスやトラムでしたが、いつも満員で立ちっぱなしがほとんど。

でも平気でした。

今ならきっとヘトヘトだな。。。なんて思いながら

タクシーで無事ローマ テルミニ駅に到着。

ですがこの日 またしてもスーツケース問題発生!

長くなるので次回に続けますね。

 

 

 

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☆秋の富山へ なんとなくイタリア?

2024-11-16 02:59:38 | ☆イタリア 記憶の風景

JR富山駅の前にある広場で見つけた薬売りの像↑

女の子は紙風船を持っているように見えます。

昭和の時代、我が家にも富山から薬売りのおじさんが定期的に来ていました。

置き薬を新しいものに取り替えて、使った分だけお支払いするシステム、

何も使わなかった時も「お元気でよかった」とニコニコしていたおじさん。

子供のいる家は「紙風船」をもらえました。

そんな記憶が蘇った富山が今年の秋の旅行先。

 

駅前からトラムに乗りました。

 

 

カラフルな車両やクラシックなものも。。。

なんだか ミラノにいるような感じです。

 

 

こんなトラムを見ながらランチをいただいたのは

 

「富山市ガラス美術館」(隈研吾氏設計)のカフェです。

窓際は特等席

 

 

富山市立図書館本館も中にあります。

こんな贅沢な空間で本を読めるなんて、富山の人はいいなあ。

 

滞在中の天気予報はずっと雨でした。

でも現地ではスーッと晴れて来たりするので、その晴れの隙間に行きたかったところへ。

徒歩、路面電車、タクシー、バス、で移動です。

私が富山で行きたかったところ、No.1が上の「富岩運河環水公園」

(ふがんうんがかんすいこうえん)

覚えにくい名前ですが、多分富山と海のある岩瀬をつないでいるからなのでしょう。

1日目はトラムで終点の岩瀬浜まで乗って町歩きをしました。

上の写真は二日目です。

 

↑ Wikipediaでお借りした画像はイタリア、コマッキオにある

運河にかかる橋 Trepponti です。

この橋をネットやテレビで見て以来憧れていました。

私の中で、富山の橋と重なるところがあり、

富山に行くなら是非とも行きたいと思っていました。

 

 

 

↑ 富山 富岩運河環水公園の岸辺には

世界一美しいスターバックス と言われるものがあります。

この対岸から運河を愛でる船に乗りました。

 

両岸は桜並木があったり、バードウォッチングができたり、ずっと先まで緑の道が続いています。

あれ?これはトリノで見た風景と何と無く似ている!

 

運河を走る船はやがて中島閘門(こうもん)へ。

ここで水の高さを利用したエレベーター体験をします。

船の案内人から「これはレオナルド・ダ・ヴィンチが考案したものなんですよ。」と

説明がありました。

思い出すのは

レオナルドが考案したいくつもの堰を通る運河を行く船で

イタリアのPadovaからVeneziaまで

ランチも含めた10時間の船旅。

ゆっくりゆっくり運河からやがて海に出る、

忘れられない体験でした。

 

 

 

新幹線に乗る前に駅の構内でお寿司のお弁当を買いました。

駅前から頻繁に出るトラムの駅を見下ろせるイートインスペースを見つけたので

いろんなトラムを見ながら最後の食事です。

何となくイタリアと似ていると思った富山の旅、

美味しいものもたくさんあって

そこもなんか似ているような気がするのですが。。。

 

 

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☆小布施堂の「朱雀」を味わう

2024-10-13 23:34:48 | ☆レストラン

 

長野に住んでいる友人から

「美味しいんだから、一度は来て食べてみて」と、嬉しいお誘いを受けて

ほぼ1年、喜んで信州の旅に出かけました。

土曜日にテレビ「青空満点レストラン」でも紹介されていたらしいのですが、

残念!

見逃してしまいました。

でも 本物の「朱雀」を10日前に味わうことができたので、

「イタリア」はちょっと置いといて。・・・

先にブログに書くことにします。

上の写真が小布施堂の本店だけで味わえる栗の点心「朱雀」です。

お店のホームページによると、

「採れたての新栗を蒸して裏ごししたものを、砂糖も何も加えずに、そのまま栗あんの上にふわりと盛りました。

栗の繊細な風味を損なわぬよう、注文をいただいてからお作りします。

栗そのものの味を、お客様ご自身に確かめていただきたいとの思いから提供しております。

畑から新栗が届く1ヶ月間、小布施堂本店・本宅のみで味わえる一品です。」

友人はネットで予約、ファミマで支払いという手間のかかる予約をしてくれました。

指定の時間にご本宅の重厚な門をくぐって席に着き、待つことしばし。

思ったより大きな「朱雀」がやって来ました。

大ぶりの茶器にはほうじ茶がたっぷり入っています。

これがまた、栗の風味にぴったり、

朱雀の量はすごいのでお茶のお代わりはセルフで。

たっぷり2杯は飲んだかな?

そうめんのように細い栗のスイーツは、中の栗あんと混ぜながらいただきます。

しっとりした作りたては、ゆっくりしていると

ほろほろと乾燥してくるので、味わいつつも適度に急ぎます。

本当に美味しく完食!

この美味しさめがけて早くも来年も小布施に行きたくなっています。

朱雀を味わった後はすぐ近くの「北斎館」へ。

 

葛飾北斎は 80代で小布施にやって来ました。

近く公開される映画「八犬伝」にも登場するというし、

興味津々です。

 

自販機も駐車場の支払機も北斎の波の柄。

↑ 近くのマンホールも ほら!この通りです

 

 

 

 

 

 

 

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☆ローマ 最初の晩餐は

2024-09-18 01:18:58 | ☆イタリア 記憶の風景

 

 

初日のローマ、バタバタだった半日も過ぎてしまえば

「大変だったね」

「どうなることかと思ったわ」

「これも思い出の一部?」

と、ホッとしたという気持ちが勝ってしまいました。

アパートのオーナー(時間にルーズなれど)から

近くのおすすめレストラン情報がメールで送られて来て

良さそうなのと、お腹が空いて来たので

出かけました。

 

 

 

Home Page

L'Isola della Pizza è Ristorante Pizzeria Bisteccheria dal 1985 a Roma nel quartiere Prati vicino a San Pietro ed ai Musei Vaticani.

L'Isola della Pizza ® - Ristorante Pizzeria Bisteccheria - Roma

 

この辺りは気軽に入れそうなレストランが結構あるみたいですが、

このl'sola della Pizzaは満席状態。

地元の人も観光客もいるようで周辺のお店より賑わっていました。

幸い、私たちは外の席に座ることができたけれど、

もうちょっと遅く来ていたら行列必至でした!

ローマに来たら 絶対食べたかった カーチョ エ ぺぺ(cacio e pepe)

が 本日の1枚目の写真です。↑

ペコリーノロマーノと胡椒が効いたパスタです。

卵を使ったフレッシュパスタTonnalelliがチーズと胡椒に上手く絡まって

フォークを持つ手が止まりません。

 

 

 

 

 

 

 

ズッキーニのフリットも美味しかった!

みんなで乾杯したプロセッコもお料理に合う合う!

 

私たちの締めは いつもエスプレッソ。

イタリア初めての友人もこれにスッとなじんでくれました。

ローマ、最初の晩餐はめでたしめでたしです。

 

 

アパートは サン・ピエトロ広場にも近いので食後のお散歩がてら行くことにしました。

長くて暗いヴァチカンの壁に沿って歩いたのはこれで2度目です。

2006年にイタリア語のクラスメートと過ごしたローマ10日間、

その中の1日、スタジオオリンピコにサッカーの試合を観に行っての帰り、

夜も遅くになっていたのですが、

バスの終点がリソルジメント広場で、そこにタクシーが見当たらないのです。

サン・ピエトロ広場まで行けばタクシーがあるのでは?と

この壁沿いの道を歩きました。

今よりもっと道は暗くて 人通りもなく

着いてみれば 昼間あんなに人でいっぱいだった広場はシーンとしていて

タクシー乗り場も誰もいなくて いくら待ってもタクシーは来ませんでした。

仕方なく、近くのホテルに飛び込んで

タクシーを呼んでもらい、無事にトラステベレのアパートに戻ったのでした。

そんな記憶が蘇るローマの道、

食後のサン・ピエトロ広場は広くて、(人があんまりいないからか)

なんか 前よりライトが明るくなっているような気がしました。

噴水の音が気持ちいい・・・・

 

1日だけのローマ、 帰りにリソルジメント広場のタクシー乗り場を確認してアパートに戻ります。

なぜなら明日は オルヴィエート泊なのですが、

その前に 朝早くコロンナ宮(ローマの休日の最後のシーンの舞台)の予約があります。

計画ではアパートにスーツケースを預けて タクシーで移動・・・

なんて考えていたのですが、甘かった。

オーナー不在のアパートではとても無理、

荷物を持ってタクシー移動に決まりです。

イタリアの旅 1日目 ローマの巻 これにて終了!

 

 

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