今回滞在したホテルがアルセナーレに近かったため、
ヴァポレットは大運河を通るルートではなく、ジュデッカ島を各駅停車?する
42番によく乗りました。
華麗なるパラッツォが続く大運河のパノラマとはかなり違います。
向かい側のザッテレから見るジュデッカに、前回もいいなあ、と思っていましたが、
何回も通り、何枚も写真を撮った今度のジュデッカは
静止画像にもかかわらず、まるで一連の動画のように見えてくるのです。
海面と建物と人がすぐそこにあって、ヴァポレットに乗っている私は
舞台を観ている観客のよう。
そして、そこには まだまだ私の知らないストーリーがあるのでしょうね。
私はこの風景を「ジュデッカ劇場」と勝手に命名しました。
いつかこの「ジュデッカ劇場」の舞台に降り立って、
どこまでもずんずん歩いてみたい、と思っています。