さてイギリスへ~ほ~日記も大詰めです。
それにしても料理に関する「へ~ほ~」に かなり時間を費やした感じ。
やはり自他ともに認める「食いしん坊」ゆえ・・・でしょうか?
トップの写真はロンドンで泊まったホテルのすぐそばにあったレストラン。
写真で見ると なかなかいい感じですが、なぜだかいつもスルーしておりました。
(入ってみれば良かったかも・・・)
関空からアムステルダム経由でヒースロー空港に着いたのは夕刻でした。
そこからオックスフォードストリートの近くのホテルまでタクシーで移動、
だんだん暗くなる一方、通りのネオンやお店の看板が目立ってきます。
タクシーの中からイタリアより華やかな光の洪水に見とれながらも
ふと気がついたのは、英語の横に、まさに横並びにアラビア語の表記があることでした。
そういえば、イタリアでも北部へ行けば、ドイツ語、イタリア語、英語、の
同時表記があったりしたな~
でも ここはロンドン、で なんでアラビア語だけ横並びなん?
って思っていたら、朝になり散歩にでかけてその訳がわかりました。
この一帯にはアラブ人のためのお店がたくさんあるのです。
そういえば、アラブの衣装を身にまとった女性たちも歩いています。
夜になって、通りに出てみると納得!
観光客もいるけれど、それ以上にアラブ系の人が多いのです。
そして、あたりに漂う甘い香り・・・
その香りの元をたどっていくと、レストランの外でモクモクと水煙草をくゆらしている
男性陣でした。
水煙草の道具?はかなり大きくてきれいな組みひもみたいな装飾もあり、
ずらっと並んで、無言で長いパイプを銜えているその姿は
まるでオーケストラの楽団員のようにも見えました。
↑はスーパーマーケット兼お菓子屋さん。
中からはパンチの効いたスパイスの香りが。
ロンドン最後の夜、ホテル近くで夕食を、とみんなででかけました。
目指したのは、昼間ケバブが見えていて、行列ができていたレストラン。
軽くケバブでも~なんてでかけたのですが、夜はない、ということで
注文したのが↑のプレート。(これは私の注文分)
ケーキのように見える外側は実は茄子です。
中はチキンや豆の詰め物がぎっしり、でも思ったより重くなくスパイシーで
付け合せのヨーグルトサラダとよく合います。
美味しい!しかもお安い! これで1000円くらい。
ビールによく合うんだけど、と思っても メニューにはアルコールはありません。
アラブではアルコールは禁止なんですって。
まあ、もったいない。あれば3倍は美味しいはずなのですが・・・
↑はみんなで注文したひよこ豆のペースト「ハモス」だったか「ハムス」。
これはロンドンで二度味わうことができました。
ナンにつけたり、軽い塩味のビスケットでディップ感覚でいただいたり、と
美味しくてお手軽。
日本で探しているのですが、なかなか見つかりません。
ロンドンではスーパーにあるのに、誰か輸入してくれないかな・・・
幸い 友人の娘さんも同席してくれていて、オーダーもスイスイ。
ここはシリア料理のレストランだそう。
私たちが予約もせずに席に着いてからしばらくして満席になり、
入口には昼間見たような行列ができていました。
やっぱり美味しくて安いからか、
でも私たちをのぞいて周りも待っている人たちもアラブ系の人ばかり。
きっと人気店なんでしょうね。
帰国してからわかったのですが、
ロンドンにはこのようなアラブ人街が何か所かあるようです。
さすが、国際都市ですね。
行ったことはないけれど、アラブに行ったような気になりました。