イタリア旅行の続きです。
Firenze サンタ マリア ノヴェッラ駅からは 鉄道を利用。
約2時間半乗るレジョナーレ( 普通列車)でPISA を通り、
(車窓からpisaの斜塔がちらっと見えました)
カーニヴァルで有名なViareggioや、大理石の街 Carralaを走り抜け、
La Spezia Centrale ラ スペーツィア チェントラーレで降ります。
今日の目的地 Portovenere ポルトヴェーネレまでは、
ラ スペーツィア駅からタクシーに乗ることに決めていました。
実はこの路線に乗るのは初めて。
いつか行きたいと思っていたカッラーラ付近では、
車窓から まるで雪がかぶっているかのような白い山の写真を
張り切って撮ったので、それらを織り交ぜながらの
てんやわんやの話を聞いてください。
↑ 駅舎の壁も大理石?
名前も Pietrasanta ピエトラサンタ って素敵!
無事、La Spezia Centraleに到着。
乗り降りの際は いつものチームワークでスーツケースを運びます。
この作業にもだいぶ慣れたけれど、
だいたいイタリアの鉄道はドアの位置が高すぎる~。
日本の新幹線なんてスルスル~ですもんね。
(外国で日本の良さを感じる瞬間です。)
さて、ホームに降り立ったら、次にすることは出口探し。
すぐに出られればラッキーだけど、
なければ 階段で降りて、また 上がって出口、となります。
で、ホームにエレベーターを発見しました。
ラッキー!
でも、なんか 小っちゃいなあ。・・・
ま、いいか。
私たちの前には一人のシニョーラがいて、手招きするので
私とMちゃんがまず乗り込みました。
ところがこのエレベーターはボタンをずっと押していないと動かないシステムのよう。
シニョーラが押してくれて、ゆっくりしたスピードで階段下へと降りていきました。
今度はそのシニョーラ、出口のあるホームへ上がるエレベーターに乗って、
またまた手招きをしてくれるのですが、
仲間はまだ別のホームにいるので、先に行ってくださいとアピールしたら、
一人で行ってしまいました。
そりゃそうよね。
後発組の二人と、ほかの旅行者が さらにゆっくりしたスピードの
エレベーターで降りてきたところ、
階段から降りてきた地元の人っぽいシニョーレたちが、
ガラス張りのエレベーターに向かってなんか口々に言っているのです。
「上で見たのか?」
「お巡りさんがくるぞ!」とか、なんとか・・・
え? このエレベーターって荷物用?
でも さっきのシニョーラは乗ってたしなぁ。
第一 日本でなら乗ってだめなら 「ブー」とかブザーがなったり、
ドアが閉まらなかったりするはず。
なんでか訳がわからないまま、我ら観光客の群れは次のエレベーターへと
むかいました。
「今度はちょっと狭いけど、4人で乗ろうか、
後ろにも人が並んで待っているし、」
と、小さなエレベーターに乗り込みました。
「そうそう、ボタンを押してっと。」
ところがこのエレベーター、ぐっと力を入れても数センチしか上がらないのです。
でも、確実に、あえぐように上がっていくし、ブーともいわないし。
下で待っていた男性が先回りして見てくれたみたいだけれど、
どうしようもない様子でした。
下で順番待ちしていた人たちは、あまりの遅さにあきらめて、
自力で階段を上がっていきました。
降りることもできない密室のエレベーターで、
止まったらどうしよう!とも心配しながら、
ボタンを押し続けなければなりませんでした。
で、やっとこさ到着!
今度は一人のシニョーレがドアを開けてくれて
「大丈夫?このエレベーターは複雑だからね。」と言うのです。
「ご親切にありがとうございます。」と私。
時々 無理やり荷物を運んでチップをせがむ人がいたりしますが、
そんな感じの人ではなく、私には地元の人に見えたので、
「すみませんが、タクシー乗り場ご存じですか?」と聞いてみたら
「こっちだよ。案内してあげる。」と シニョーレ。
タクシー乗り場に案内してくれたあとは、
運転手さんとあいさつを交わし、私たちを見送ってくれるようすでした。
本当に親切な人でよかった。
ロザンナ先生から、タクシーに乗るときは「○○まで大体いくらですか?」
と、聞いたほうがいいよと、そしてあまりにも高かったら
「じゃあ、もういいです。」と言って他を探すように、
とアドバイスを受けています。
今回の旅では何度かタクシーに乗る予定なので、
最初のこの行程はタクシー会社のサイトに料金をメールで問い合わせていました。
近頃はアプリでも距離計算してタクシー代を出してくれるものもあり、
大体はわかっていたのですが、タクシーの運転手さんに一応聞いてみると、
「フィフティーファイブ ユーロだよ。」と、英語で高額の答え。
「え?それは高すぎるでしょ。ネットで問い合わせたら、35ユーロだったけど。」
と、私は英語ができないからイタリア語で返すと、
「そ、そう。サーティーファイブ、35ユーロ。そこの看板にも書いてあるしね。」
と、イタリア語で返ってきたのです。
あれ、私の聞き違えかな?
でも、聞いていた友人も「55て言ってた」と、言うから
ひょっとしたらボラれるところだったのかもしれません。
まあ、無事に交渉も済み、出発!
親切なシニョーレともお別れの挨拶をして
「あのシニョーレは運転手さんのお友達ですか?」と、聞いたら
「彼は駅に泊まっている人なんだよ。」
「鉄道関係のひと?」
「いいや、駅や電車で寝泊まりしているんだ。
仕事もないし、家もないから。
イタリアは経済状態が悪いから、そんな人がたくさんいるんだ。」との答え。
びっくりです。
タクシーは海に沿って走ります。
運転手さんの話では、この地域、0度以下になることはめったにないほど
温暖で過ごしやすいのだとか、小さな可愛い村も点在しているのだとか。
これから始まる旅の期待がどんどん膨らんできます。
無事、目的地 Portovenere ポルトヴェーネレへ到着。
↑は2泊したホテル
Grando Hotel PortoVenere グランドホテルポルトヴェーネレの部屋です。
* 帰るとき確認したら La Spezia駅のエレベーターは3人乗りでした。
私たちには荷物もあったし、たぶん 重量オーバーもしていたでしょう。
よく見なくてはいけませんね。(^^ゞ
反省。
Firenze サンタ マリア ノヴェッラ駅からは 鉄道を利用。
約2時間半乗るレジョナーレ( 普通列車)でPISA を通り、
(車窓からpisaの斜塔がちらっと見えました)
カーニヴァルで有名なViareggioや、大理石の街 Carralaを走り抜け、
La Spezia Centrale ラ スペーツィア チェントラーレで降ります。
今日の目的地 Portovenere ポルトヴェーネレまでは、
ラ スペーツィア駅からタクシーに乗ることに決めていました。
実はこの路線に乗るのは初めて。
いつか行きたいと思っていたカッラーラ付近では、
車窓から まるで雪がかぶっているかのような白い山の写真を
張り切って撮ったので、それらを織り交ぜながらの
てんやわんやの話を聞いてください。
↑ 駅舎の壁も大理石?
名前も Pietrasanta ピエトラサンタ って素敵!
無事、La Spezia Centraleに到着。
乗り降りの際は いつものチームワークでスーツケースを運びます。
この作業にもだいぶ慣れたけれど、
だいたいイタリアの鉄道はドアの位置が高すぎる~。
日本の新幹線なんてスルスル~ですもんね。
(外国で日本の良さを感じる瞬間です。)
さて、ホームに降り立ったら、次にすることは出口探し。
すぐに出られればラッキーだけど、
なければ 階段で降りて、また 上がって出口、となります。
で、ホームにエレベーターを発見しました。
ラッキー!
でも、なんか 小っちゃいなあ。・・・
ま、いいか。
私たちの前には一人のシニョーラがいて、手招きするので
私とMちゃんがまず乗り込みました。
ところがこのエレベーターはボタンをずっと押していないと動かないシステムのよう。
シニョーラが押してくれて、ゆっくりしたスピードで階段下へと降りていきました。
今度はそのシニョーラ、出口のあるホームへ上がるエレベーターに乗って、
またまた手招きをしてくれるのですが、
仲間はまだ別のホームにいるので、先に行ってくださいとアピールしたら、
一人で行ってしまいました。
そりゃそうよね。
後発組の二人と、ほかの旅行者が さらにゆっくりしたスピードの
エレベーターで降りてきたところ、
階段から降りてきた地元の人っぽいシニョーレたちが、
ガラス張りのエレベーターに向かってなんか口々に言っているのです。
「上で見たのか?」
「お巡りさんがくるぞ!」とか、なんとか・・・
え? このエレベーターって荷物用?
でも さっきのシニョーラは乗ってたしなぁ。
第一 日本でなら乗ってだめなら 「ブー」とかブザーがなったり、
ドアが閉まらなかったりするはず。
なんでか訳がわからないまま、我ら観光客の群れは次のエレベーターへと
むかいました。
「今度はちょっと狭いけど、4人で乗ろうか、
後ろにも人が並んで待っているし、」
と、小さなエレベーターに乗り込みました。
「そうそう、ボタンを押してっと。」
ところがこのエレベーター、ぐっと力を入れても数センチしか上がらないのです。
でも、確実に、あえぐように上がっていくし、ブーともいわないし。
下で待っていた男性が先回りして見てくれたみたいだけれど、
どうしようもない様子でした。
下で順番待ちしていた人たちは、あまりの遅さにあきらめて、
自力で階段を上がっていきました。
降りることもできない密室のエレベーターで、
止まったらどうしよう!とも心配しながら、
ボタンを押し続けなければなりませんでした。
で、やっとこさ到着!
今度は一人のシニョーレがドアを開けてくれて
「大丈夫?このエレベーターは複雑だからね。」と言うのです。
「ご親切にありがとうございます。」と私。
時々 無理やり荷物を運んでチップをせがむ人がいたりしますが、
そんな感じの人ではなく、私には地元の人に見えたので、
「すみませんが、タクシー乗り場ご存じですか?」と聞いてみたら
「こっちだよ。案内してあげる。」と シニョーレ。
タクシー乗り場に案内してくれたあとは、
運転手さんとあいさつを交わし、私たちを見送ってくれるようすでした。
本当に親切な人でよかった。
ロザンナ先生から、タクシーに乗るときは「○○まで大体いくらですか?」
と、聞いたほうがいいよと、そしてあまりにも高かったら
「じゃあ、もういいです。」と言って他を探すように、
とアドバイスを受けています。
今回の旅では何度かタクシーに乗る予定なので、
最初のこの行程はタクシー会社のサイトに料金をメールで問い合わせていました。
近頃はアプリでも距離計算してタクシー代を出してくれるものもあり、
大体はわかっていたのですが、タクシーの運転手さんに一応聞いてみると、
「フィフティーファイブ ユーロだよ。」と、英語で高額の答え。
「え?それは高すぎるでしょ。ネットで問い合わせたら、35ユーロだったけど。」
と、私は英語ができないからイタリア語で返すと、
「そ、そう。サーティーファイブ、35ユーロ。そこの看板にも書いてあるしね。」
と、イタリア語で返ってきたのです。
あれ、私の聞き違えかな?
でも、聞いていた友人も「55て言ってた」と、言うから
ひょっとしたらボラれるところだったのかもしれません。
まあ、無事に交渉も済み、出発!
親切なシニョーレともお別れの挨拶をして
「あのシニョーレは運転手さんのお友達ですか?」と、聞いたら
「彼は駅に泊まっている人なんだよ。」
「鉄道関係のひと?」
「いいや、駅や電車で寝泊まりしているんだ。
仕事もないし、家もないから。
イタリアは経済状態が悪いから、そんな人がたくさんいるんだ。」との答え。
びっくりです。
タクシーは海に沿って走ります。
運転手さんの話では、この地域、0度以下になることはめったにないほど
温暖で過ごしやすいのだとか、小さな可愛い村も点在しているのだとか。
これから始まる旅の期待がどんどん膨らんできます。
無事、目的地 Portovenere ポルトヴェーネレへ到着。
↑は2泊したホテル
Grando Hotel PortoVenere グランドホテルポルトヴェーネレの部屋です。
* 帰るとき確認したら La Spezia駅のエレベーターは3人乗りでした。
私たちには荷物もあったし、たぶん 重量オーバーもしていたでしょう。
よく見なくてはいけませんね。(^^ゞ
反省。