先日 我が家から見た虹の記事を書きましたが、そのとき
イタリアでも何回か虹を見たことを思い出しました。
その中でも強く記憶に残っているのが↑の「虹」。
北イタリアのメラーノ、チェントロからもかなり山寄りにあるホテルの
バルコニーから見た虹です。
私たちの部屋は角部屋だったので、お風呂場を含め、3つある窓から
いつも空を眺めることができました。
特にお風呂場(ひとつのお部屋くらいあって広い)の窓からの空は
山が高く近いので刻々変わり、どんだけ写真好きやねん!と思うほど、
朝から夜まで撮っていました。
山の天気は変わりやすい、と言われますが その通り。
午前中は青空でも、夕方近くになると↑の写真でわかるように
山に囲まれた谷のあたりから雨が降り出します。
ひとしきり雨が降ったあと、反対側の明るい山にいくつもの小さい虹が重なって
現れるのでした。
空にかかっている、というより
手を伸ばせば届く虹のカーテンのよう。
部屋には涼しい風が入り、うとうととする条件が整いますと、
以前の記事のようなえらいことが起きてしまうというわけです。