花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

大型連休 唐芋畝を作る 2019/04/28 (鹿児島)

2019-04-29 17:36:10 | 野菜作り
4月28日(日)10連休の最中、唐芋(サツマイモ)畝を作りました。

シャリンバイが花盛り 以下の画像は4月28日に撮影


砂山に咲くハマヒルガオ


浜の丸の砂山から 吹上浜日置海岸


吹上浜は初夏の風景となりました。東寄りの風で海は穏やか、所々にキス釣りの人がいました。浜を北側に少し歩き小さな川を過ぎた「浜の丸」の砂山です。

地引網が盛んだった昭和40年代頃まではここに網小屋がありました。浜に戻らず竹林沿いを歩くうちに脇道を100mほど進むと、初めて訪れる古い墓地でした。

竹藪に半ば埋もれていますが今も数基は使われていて、水道がありバケツが置かれていました。合掌し周辺の昔を思い出しました。遠い御先祖に呼ばれたような不思議な体験でした。

実家庭先のツツジが花盛り


白木蓮の枝を切り日差しが功を奏したのか今年は例年になく沢山の花が咲きました。氏神様の周囲を掃除して米と塩、焼酎をお供えし手を合わせました。

砂山の恵比須さん


浜を少し南側へ歩いたところに残る恵比須さんです。左に祭られた石板には海神様などの名前が刻まれており比較的新しい感じです。恵比須さんは戦後のもので風化が進んでいますが、今も笑顔で海を見守っています。貝殻に米と塩を盛り、焼酎をお供えして海の幸をお願いしました。

昨年は猛暑と不漁のため、一度もキス釣りをしませんでした。今年は釣りにも頑張って、食べなれたキスのてんぷらを味わいたいものと神頼みでした。

順調に育つ苦瓜(ゴーヤー)


蔓が小さな竹の支柱をつかんでしっかりと成長しています。風除けのビニルを外して長い支柱を立てる時期が近づきました。この時期は強い風雨にさらされることもあり、茎が折れると成長が大幅に遅れますので様子を見ています。

大根の花も終わりが近い


唐芋の苗が育ってきました。新芽が密集しているので切り取って植え付けないと次の脇芽が伸びず、新たな苗が育ちません。大根の花は終わりに近づき一部は種ができ始めていました。

挿木で育てたアジサイなどを移植


昨年秋に挿木して冬を越したアジサイ、ムクゲ、チロリアンランプ、ツルニチニチソウを畑の隅などに移植しました。アジサイは根元近くからの剪定にも耐えるため野菜作りへの影響は少ないはずです。大きく成長する木はいつの間にか畑を狭めて日当たりを妨げるので植える場所には注意が必要です。

唐芋苗を準備


草取り、大根の撤去、えんどう豆の収穫後にアジサイなどを移植。17時を回っていましたが唐芋の畝つくりに着手しました。鹿児島市の最高気温は21.7度、南東風が吹きあまり汗も流れません。鍬を持つ手は軽く作業が捗りました。18時半までかかって予定の倍以上の7列を作りました。

4月19日に三又で耕した後の雨量が少ないため、まだ土の塊がほぐれていません。もう少し雨に当てて畝の形を整え、マルチシートを張って唐芋を植付ける予定です。

ミカンの花も終わり


心地良い香りを届けてくれたミカンの花も終わりに近づいています。これほどの花が咲いたのは初めて、今度こそ実が付くことでしょう。予定よりも作業が進み満足感を胸に45分ほどの夜道を帰途につきました。
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初夏の山路 野の花を楽しむ 2019/04/26 (鹿児島)

2019-04-29 15:57:17 | 
4月26日(金)吹上浜海浜公園で所用の後、帰りは寄り道を楽しみました。

まずは吹上浜海浜公園 グレベレア 以下の画像は4月26日に撮影


同じく ヒトツバタゴ 街路、公園樹


いずれも鹿児島ではあまり見かけませんが、花の特徴からネット検索で名前を調べました。火炎を思わせる個性的な花と小さな白花が目立ちます。ヒトツバタゴは花が多いと雪が積もったように見えるほどです。

永吉川近く ムラサキカタバミ


同じく金銀の花 スイカズラ


同じく オドリコソウ


よく目にする野の花ですが名前が思い出せないものです。山野草の中でも人里で多く見かける花です。

山神の郷公園 イペー


県道35号永吉入佐鹿児島線を山手に向かっていると右手に黄色の花が目立っていました。雲が多めで時折日差しが出ると黄色の花が輝いて見えました。最近は民家だけでなく公園などでも植樹が進んでいるようです。

道沿いの藤


民家の外に伸びだして風に揺れていました。安全な場所に車を止めてしばし撮影。通りかかった人の話では空家とのこと。山藤にしては花付が良く歩道に多くの房が垂れ下がっていました。

道路向かいには山里風景


ツツジと緩やかな坂道、農家と水田。木々の新緑が鮮やかで絵に描いたような風景でした。

鹿児島市松元町 ウツギと山ツツジ


鹿児島市西部は山地と言うよりは、丘陵地帯もある中山間部で鹿児島市松元支所は海抜95m。鹿児島市春山町に通じる道を四元町交差点で左折、普段通らない県道291号松元川辺線を北側へ進むと松元中学校の南側に山ツツジが咲いていました。

この県道は狭く永吉ダムを経由した伊作峠以南では離合困難箇所が続く、いわゆる「険道」。20年ほど前に一度だけ通った思い出がよみがえりました。今も通行車両は少なく状況は同じだろうと思います。

鹿児島市都市農業センター アイリス


センターの方に教えていただき今が盛りのアイリスを撮影できました。本館東側の職員駐車場横に咲いていました。

鹿児島市犬迫町 山ツツジ


同じく アザミ


水田横を走ると山側にツツジが多く咲いていました。シラス崖の上に照葉樹と竹が生えており、わずかな土の層に根を張っているようです。ツツジは火山地帯にも生息し酸性土壌に強く乾燥にも耐えます。

空家の庭先などでも山から持ち帰ったようなツツジが初夏を彩っています。春先に咲く紫色の岩ツツジに比べると、山ツツジはごくありふれたものです。見向かれることもない花ですが、新録に映えて逞しさと美しさを感じます。

霧島山地のような高さ3~4mの大木は見たことがありません。斜面などにへばり付いているので崖崩れなどで流失するのか、寿命が短いのか。同じツツジの仲間でも性質の違いがあるのでしょう。
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